発電機の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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発電機の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

発電機といえば工場や工事現場などで見かける大型のものばかりではなく、今は小型で家庭向けのものも出回っています。

 

カンタンには壊れそうにない発電機ですが、もし完全に作動しなくなり修理することができなければ、廃棄処分を検討するでしょう。また、動くけれど不要になったという発電機があるかもしれません。

 

発電機を処分するならどのような方法があるのか、粗大ゴミかなと予想はするけれど実際どうなのか、そんな疑問に答えるために発電機の処分方法を解説していきます。

 

発電機の種類について

 

発電機には家庭で使える小型のものから、工事現場などで使う大型のものまでサイズ・種類もいろいろあります。燃料に何を使用するかでわけるとタイプは3つ、軽油を使用するもの、ガソリンを使用するもの、そしてガスを使用するものです。

 

軽油を使用する発電機

 

おもに工事現場や工場などで使用される大型の発電機は、軽油を燃料とするディーゼルエンジンで出力はパワフルですが、振動や騒音が大きいという特徴もあります。大型であることから高額で、家庭向きではありません。

 

ガソリンを使用する発電機

 

ガソリンを使用する発電機は小型のものが多く、持ち運びも便利で家庭向けとしても購入しやすい価格です。軽油を使用する発電機よりも振動が少なく稼働音もひかえめ、どのような目的で使うかによって出力を選ぶことができます。

 

最近は非常用電源として発電機を購入する家庭も増えていますが、もしもの時の非常用電源なら2,000W~3,000Wが適しています。小型家電や工具に使用するなら1,000Wあれば十分、大型の家電を1台、あるいは小型家電を複数台使用する場合は、1,000W~2,000Wくらいが適しているでしょう。

 

ガスを使用する発電機

 

ガスを使用する発電機では、業務用のLPガスを使用するものと、カセットコンロにセットするガスボンベを使用するものとがあります。カセットコンロのガスボンベを使用するタイプは小型が多く、レジャーにも便利に使えるでしょう。

 

ガスボンベは軽油やガソリンとは違い、購入して長期間保管しておくことができ、取り扱いも比較的カンタンなので非常用の発電機としてもしものときに備えることもできます。ただし、ボンベが小さいので発電可能な時間はそれほど長くはなく、業務用ではなく家庭用として使うのに向いているでしょう。

 

 

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発電機を処分する方法はつぎの4つ

 

発電機を処分する方法はひとつではなく、主なものが4つあります。

  1. 自治体の粗大ゴミとして処分
  2. 買取店やリサイクルショップで売却
  3. フリマアプリやネットオークションで売る
  4. 不用品回収業者に依頼して処分

 

それぞれをくわしく見ていきましょう。

 

自治体の粗大ゴミとして処分

 

廃棄したいものが自治体のゴミ指定袋に入らないサイズなら、粗大ゴミとして処分してもらえるのですが、なんでも受け付けてくれるわけではありません。発電機は処分できない廃棄物の対象になっている自治体もあるので、自治体のホームページを確認したり、粗大ゴミ受付窓口まで問い合わせてみてください。

 

ただ、自治体で処分できるとしてもそれは小型の家庭用であることが条件でしょう。工事現場などで使用する大型の発電機は対象とならないはずです。また、発電機は中に残っている燃料を完全に抜いておかなければ危険です。自治体で受け付けてくれるならどのような状態で出すべきなのか、その点も確認しておきましょう。

 

粗大ゴミとして処分を依頼する際の費用ですが、自治体にもよりますが1,000円程度を支払う場合が多いようです。しかし、サイズによってはこれよりも金額が高くなる可能性もあるので、各自治体に問い合わせ確認するようにしてください。

 

買取店やリサイクルショップで売却

 

故障していない、ちゃんと作動する発電機なら工具専門の買取店やリサイクルショップで売れる可能性があります。リサイクルショップの場合は、発電機の買取に積極的ではない店舗もあり買取を断られるかもしれません。

 

しかし、最近は家庭でも気軽に使用できる小型の発電機の人気も高まっているため、ホンダやヤマハといった有名メーカーの発電機なら買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

 

工具専門の買取店なら、発電機に関する知識があるためリサイクルショップの買取価格より高くなる可能性があります。また、リサイクルショップで買い取ってもらうには店舗まで持ち運ばなければなりませんが、買取店では出張サービスを行っている場合があるので、自宅まで査定に来てもらうことで手間がかかりません。

 

買取店でより高値をつけてもらいたいのなら、発電機の買取実績があるかどうかをチェック、実際に利用した人の口コミも参考にして店を選んでみましょう。

 

フリマアプリやネットオークションで売る

 

不要になった発電機はフリマアプリやネットオークションで売却することもできます。買取店やリサイクルショップでは売れると見込んだものしか買い取ってくれませんから、まだ使える発電機なのに買取を断られ悔しい思いをするかもしれません。フリマアプリやネットオークションなら、そのような買取のお店で断られたような発電機でも、欲しい人が見つかり売ることで処分できる可能性があります。

 

ただ、出品してからいつ売れるのかはわかりませんし、長い間売れないかもしれません。すぐに処分したい場合には向かない方法だといえます。配送料は売る側が払うのか、購入した側が払うのかも忘れず確認するようにしましょう。

 

不用品回収業者に依頼して処分

 

不用品回収業者でも発電機を回収・処分してくれます。不用品回収業者に発電機の処分を依頼すると、自治体で粗大ゴミとして処分した場合よりも費用が高くなりますが、自宅まで回収に来てくれるので持ち運ぶ必要がなく、自分の都合の良い日時を指定できるので便利です。

 

また、不用品を買い取るサービスを行う不要品回収業者もいるので、発電機の処分を依頼するなら買取可能か問い合わせてみましょう。いくらかの値段がつけば、回収を依頼した費用がその分安くなるので負担を減らすこともできるでしょう。

 

適切な処理を行ってから処分する

 

発電機を自治体で処分してもらう、あるいは売却するなら事前の準備が必要です。家庭で使用する小型の発電機では、ガソリンを燃料している機種も多いでしょう。そのような発電機の場合、つぎのような処理を行ってから処分に出す必要があります。

 

ガソリンをしっかりと抜く

 

ガソリンは取り扱いに細心の注意をはらわなければならないもの、発電機本体に燃料のガソリンが残ったままでは、運搬する際にトラブルが起こる可能性があります。ですから、処分に出す前にしっかりとガソリンを抜いておく必要があります。

 

抜いたガソリンは専用容器で保管

 

発電機から抜いたガソリンの扱いにも注意が必要です。抜くときはキャップと中栓を外し給油ポンプでガソリンを吸い上げます。抜いたガソリンは必ずガソリン専用の容器(ガソリン携行缶など)に入れ保管しなければなりません。灯油を入れるようなポリ容器にガソリンを入れることは、大変危険な行為であり法律違反となるので注意してください。

 

ガソリンを抜く手順がわからない場合は、発電機の取扱説明書を参考にするか、発動機を自治体で処分するならその自治体に問い合わせ処分方法を教わってください。

 

不用品回収業者なら手間いらず

 

発電機を自治体で処分したり、売却する場合はガソリンを抜く作業が必要になりますが、不要品回収業者に処分を依頼するならそのような手間が不要です。

 

ガソリンを抜く作業や保管しておくのが不安だという人なら、発電機は手間いらずの不用品回収業者に依頼してはいかがでしょうか。

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