消火器の処分方法は?無料引取りやリサイクル回収費用も解説

商品・アイテム

消火器の処分方法は?無料引取りやリサイクル回収費用も解説

 

  • 消火器は自治体のごみに出せるの?
  • 家にある消火器がまだ使えるのかわからない・・
  • スプレータイプは消火器として処分出来る?

 

自宅などでの火災に備えて、消火器を準備されている方も多いですよね。住宅用の消火器やスプレータイプなど様々な消火器も販売されるようになってきました。

 

でも、一度買ってそのまま放置していませんか?消火器は耐用年数があるので定期的に確認が必要です。消火器が壊れていたり、耐用年数が過ぎていた場合は処分が必要になってきますよ。

 

この記事では消火器の種類や耐用年数、消火器の3つの処分方法について紹介しています。
消火器の処分方法がわからなくて困っている方、買い替えを検討している方は読んでみてくださいね。

 

消火器の種類は3つ、処分した方がいい消火器の特徴を紹介

 

消火器は、業務用消火器、住宅用消火器、エアゾール式消火具の3種類に分類出来ます。
それぞれの特徴や耐用年数、処分を検討した方がいい消火器の特徴なども解説します。

 

業務用消火器の特徴と耐用年数

 

業務用消火器は法令で商業施設や公共施設、飲食店などに設置が義務付けられています。
半年ごとに破損などがないかの点検が必要で耐用年数は8年から10年です。

 

業務用消火器は紙や木が燃える普通火災、油脂類が燃える油火災、電気器具が燃える電気火災に対応する為様々なタイプがあります。

 

使っている薬剤なども異なるので、購入の際には事業所に合ったタイプを選ぶようにしましょう。

 

住宅用消火器の特徴と耐用年数

 

ご自宅の火災に備えたい場合には住宅用消火器を選ぶのがおすすめです。
家庭用に軽量でホースがないタイプもあります。赤色だけでなく、住宅に馴染むようなカラーも発売されていますよ。

 

住宅用消火器はメンテナンスが必要なく、耐用年数は5年となっています。
使い方も簡単になっているので、1台置いておくと安心ですね。

 

エアゾール式消火具の特徴と耐用年数

 

エアゾール式消火具は住宅用消火器の補助として使用できる初期消火を得意とする消火具です。主にてんぷら油火災や石油ストーブなどの火災が起こったときに、ピンポイントで噴射することで火の勢いを抑えることが出来ます。

 

耐用年数は約3年です。キッチンに万が一の為に備えておきたいけど、場所を取りたくない場合はエアゾール式消火具を選ぶといいでしょう。

 

処分した方がいい消火器の特徴

 

消火器の3つの種類をご紹介しました。
業務用消火器は半年ごとに外側に破損などがないか点検が必要です。

 

  1. キャップのゆるみ、破損、錆がある
  2. 耐用年数が過ぎている
  3. 大きな凹みやきずがある

 

上の3つのような消火器は処分を検討する必要があります。
買い替えず放置すると、いざ使用する時に薬剤が噴射されなかったり、薬剤が飛び散りケガをする危険もありますので注意しましょう。

 

 

↓まずはお気軽にご連絡ください↓

お問い合わせ

消火器の処分方法3つを紹介

 

耐用年数が過ぎていたり、買い替えや処分が必要な場合の方法を解説します。
消火器はリサイクルの対象品目なので、自治体の不燃ごみや粗大ごみには出すことが出来ません。ホームセンターやリサイクル窓口を通じてリサイクルすることができますよ。

 

エアゾール式はスプレー缶として自治体のごみに出すことができます。
中身を全て出してから捨てることが前提となります。方法は製造元に確認してくださいね。

 

ホームセンターでの買い替え時の無料引取り

 

消火器の買い替えはホームセンターが便利です。
カインズやコメリ、島忠ホームズなどのホームセンターでは新しく消火器を購入すると古い消火器を引き取ってくれるサービスをしています。

 

古い消火器を持ち込めばいいだけなので、手間がかからなくていいですよね。
店舗によって引取りサービスを実施していない場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。

 

リサイクル窓口で処分を依頼する

 

消火器の処分はリサイクル窓口を通じて処分することが出来ます。
リサイクル方法は「直接持ち込みをする」「引取りを依頼する」「郵送する」の3つです。
それぞれの手順と費用も確認しておきましょう。

 

また、消火器を処分する際にはリサイクルシールが必要です。
2010年以降に製造された消火器はリサイクルシールが消火器に添付されています。
2009年以前の消火器を処分したい場合には、特定窓口でリサイクルシールの購入が必要になりますのでご注意ください。
リサイクルシールの料金は購入場所によって異なりますが、500円前後が相場のようです。

 

1.持ち込みをする場合

消火器の引取り特定窓口や指定引取り所は消火器のメーカーの営業所や廃棄物処理業者で受け付けており、全国に200か所あります。指定引取り所や特定窓口の検索は「消火器リサイクル推進センター」のホームページで検索またはコールセンター(03‐5829‐6773)に問い合わせをすることが出来ます。

 

持ち込みの場合の料金はリサイクルシール代金の他に保管料で500円から2000程度かかる場合があります。消火器の種類や大きさなどによって異なりますので引取り窓口に確認してみてくださいね。

 

2.引取りを依頼する

消火器の引取りを受け付けているのは、消火器の販売代理店や防災・防犯事業者です。
全国に5000か所あるので近くの窓口を検索してみましょう。

 

持ち込みの場合と同様に、「消火器リサイクル推進センター」で調べることが出来ます。
引取りの場合の料金は、リサイクルシール代金の他に運搬料がかかります。消火器の大きさや種類によって異なりますが、1000円から3000円程かかるようです。

 

3.郵送する

近くに引取り所や窓口がない場合は、郵便局を通じて初田製作所エコサイクルセンターが消火器のリサイクルを受付ています。
利用する場合、事前に申し込みが必要です。
インターネットの場合は申し込みサイトもしくはフリーダイヤル0120‐822‐306にお問い合わせをお願いします。

 

ゆうパックを利用して郵送するので、運搬料などがかかります。
3ℓ以下の消火器が対象で、6270円の料金が必要です。

 

不要品回収業者に処分を依頼する

 

消火器の処分以外に、重いものやかさばる不要品がある場合は不要品回収業者に依頼する方法もあります。
消火器の取扱いや運搬に自信がない方も、料金を支払えばお任せでやってくれるので安心です。ただし消火器単品で頼む場合は他の処分方法よりも高くついてしまうので、不要品をまとめて処分をお願いした方がお得ですよ。

 

業者選びは慎重に、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
不要品回収業者の中には、無料で引取りなどを宣伝し実際には高い料金を請求したり、不法投棄するような悪徳業者も存在します。

 

業者選びに迷ったら、お住いの自治体のホームぺージで「不要品回収業者リスト」を検索してみてくださいね。
業者は自治体から許可を得て営業していますので、リストに載っている業者に依頼すると安心です。

 

 

↓まずはお気軽にご連絡ください↓

お問い合わせ

まとめ

 

消火器の処分方法3つについてご紹介しました。
消火器には耐用年数があるので、定期的に買い替えが必要でした。

 

また、破損や錆、キャップの緩みなどがある消火器を使用するのは危険でしたね。
消火器の処分の際には、ホームセンターで買い替え時無料で引き取ってもらう方法がありました。軽量の消火器ではあれば、持ち込みも楽ですし無料引取りは嬉しいですよね。

 

また、リサイクル窓口でへの持ち込みや引取りに来てもらう方法、ゆうパックでの引取り方法もご紹介しました。
壊れた消火器がある場合や重くて運び出せない場合などは不要品回収業者の利用もおすすめです。
消火器の正しいリサイクル方法で、安全に処分出来るといいですね。

-商品・アイテム
-