給湯器の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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給湯器の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

壊れてしまった給湯器や、新しいものに買い替えたので不要になった給湯器はどのように処分すればいいのでしょうか。サイズが大きいから、自治体で粗大ゴミとして処分してくれるだろうと思っているかもしれません。

 

でも一般の家電製品とは扱いが異なる給湯器は、同じように処分できない可能性があります。勝手な思い込みで処分しようとすれば、やらなければよかったと後悔するかもしれません。

 

給湯器の処分はどうすればいいのか、正しく処分する方法を解説していきましょう。

 

給湯器は粗大ゴミで処分できない?

 

自治体に依頼し給湯器を粗大ゴミとして処分する、それはかなり難しいようです。給湯器のサイズにもよりますが、大型のものは全国のほとんどの自治体で受け付けていないということです。

 

キッチンなどで使用する小型のものなら、粗大ゴミとして処分できる自治体もありますが、お風呂・キッチン・洗面所など家中に給湯するための給湯器なら、サイズが大きいので自治体では受け付けてくれない可能性が高いでしょう。

 

自治体によっては大型の給湯器でもOKというところがあるかもしれませんが、まず受け付けてくれるかどうかを確認してみてください。もし給湯器を粗大ゴミで処分できることになったら、つぎの手順で回収してもらいましょう。

 

  1. 自治体の粗大ゴミ受付窓口まで連絡し、回収を依頼し予約を取る
  2. コンビニやスーパーなどで販売している粗大ゴミ処理券を購入する
  3. 処分する給湯器の目立つ場所に粗大ゴミ処理券を貼る
  4. 予約当日に指定された場所まで給湯器を運ぶ

 

自治体の場合、予約は希望する日に取れないこともあります。また、粗大ゴミ処理券は品目によって金額が異なるので、予約時に給湯器はいくらになるのか確認したほうがいいでしょう。

 

予約から粗大ゴミ処理券を貼り付けるまでは比較的スムーズにいくと思いますが、回収の指定場所が家から遠い場合は持ち運ぶのに苦労するかもしれません。

 

解体してパーツに分ければどうなのか?

 

粗大ゴミとして出せなくても、解体・分解して燃えないゴミの指定袋に入れれば、一般のゴミとしていけるんじゃないか、そう考えるかもしれません。

 

自治体によってはそれもOKかもしれませんが、解体・分解しても引き取れないゴミには変わりないので不可という自治体もあります。

 

それに、給湯器を解体・分解するにはそれなりの技術や知識が必要で、工具も揃えなければなりません。危険を伴う場合があるので、素人は給湯器を分解・解体しないほうがよいでしょう。

 

 

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給湯器を確実に処分するためには?

 

自治体で粗大ゴミとしての処分が難しいということで、ほかの方法を見ていきましょう。

 

ココがポイント

  • 給湯器を扱う業者に依頼する
  • リサイクル業者などに買い取ってもらう
  • 欲しい人に譲る
  • 不用品回収業者に依頼する

 

以上の4つの方法について、くわしく紹介します。

 

給湯器を扱う業者に依頼する

 

給湯器は素人が取り外しを行うことは難しく、危険を伴うことがあります。ですから専門の業者に依頼し取り外すことになりますが、外した給湯器の回収を依頼することもできます。給湯器を取り外すタイミングは、買い替えで新しい製品を設置するケースが多いでしょう。

 

ほとんどの場合、買い替えたときに今まで使ってきた古い給湯器の回収・処分をお願いできるはずです。回収・処理料金を支払う必要があるかもしれませんが、新しい製品を購入することを条件に無料で処分してくれるケースもあるでしょう。

 

リサイクル業者などに買い取ってもらう

 

壊れたり寿命を迎えた古い給湯器ではなく、ちゃんと作動する比較的新しい給湯器なら、リサイクル業者が買取ってくれる可能性があります。値段がつかない、ついたけれど小銭程度だとしても、引き取ってくれれば処分するための費用がいりません。

 

ただし、給湯器を外してリサイクル業者の店舗まで持ち運ぶ必要があり、外すのを業者に依頼すればそちらのほうに費用がかかるでしょう。持って行っても必ず売れる・引き取ってもらえるとは限らないので、手間だけかかり無駄足になる可能性もあります。

 

リサイクル業者を利用する以外にも、フリマアプリやネットオークションに出品して売却することもできます。こちらも出品して必ず売れるとは限らないのですが、多くの人の目に触れるのでリサイクル業者に売ろうとするよりも売れる確率は高くなるかもしれません。

 

欲しい人に譲る

 

給湯器を欲しいと思っている人に売買を持ちかけても、中古品で使用感があれば断られることがあるでしょう。でも、タダで譲るといえば喜んで引き取ってくれるかもしれません。ゴミとして処分するなら費用が発生しますが、譲ればその費用は不要です。いらないのに押し付けるのはダメですが、親戚や知人に声をかけて欲しいと手を挙げた人に譲ってはいかがでしょう。

 

不用品回収業者に依頼する

 

もっとも確実で早く処分してくれるのが不用品回収業者、費用はかかりますが重い給湯器も自宅まで来て運び出してくれますし、自治体のように給湯器はダメだと断ることがありません。自分の都合の良い日時に回収に来てくれますから、回収日を待っていつまでも自宅に置いておく必要もないでしょう。

 

また、買取サービスを行っている不用品回収業者もいるので、対応している業者なら給湯器も買い取ってくれるかもしれません。給湯器の取り外しも可能な業者もいますから、利用できれば複数の業者を依頼せずすむでしょう。

 

ちなみに、給湯器は製造から3年以内の知名度のあるメーカー品なら買取価格も高くなります。未使用ならさらに買取額がアップするので、ただ捨ててしまうのではなく買い取ってもらうのが絶対お得です。

 

給湯器処分で注意すべき3点

 

給湯器を処分するなら、つぎの3つに注意してください。

 

取り外しは必ず専門の業者にまかせて

 

解体・分解は素人が行わないようにと上記で説明しましたが、設置した給湯器を取り外すのも危険ですから絶対にしないでください。給湯器は水を使用する機器ですから、手順を間違えた外し方をすれば水漏れの恐れがありますし、ガス給湯器ならガスが爆発したり配線の取り外しで感電してしまう恐れもあるでしょう。取り外しは必ずプロの業者にまかせてください。

 

取り外しは給湯器別に業者に依頼する

 

給湯器には種類があり、大きくわけて電気給湯器、ガス給湯器、そして石油給湯器があります。取り付けはそれぞれの給湯器の知識と取り付けに必要な技術を持った業者が行ったはずですが、取り外しもそれと同じように給湯器の種類に合わせて業者を選び依頼します。

 

業者が取り外すと自治体では処分できない

 

給湯器は自治体での処分が難しいと説明しましたが、場合によっては粗大ゴミとして処分できるかもしれません。しかし、取り外しを業者に依頼した給湯器は、一般のゴミではなく「産業廃棄物」として扱わなければならないのです。そうなると、自治体で処分することができず産業廃棄物処理を請け負う業者に処分してもらうことになります。

 

もし、取り外した給湯器を自治体で処分しようと考えているなら、業者に作業を依頼できないので注意してください。

 

 

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給湯器の状態によっては売却も検討してみて

 

完全に壊れてしまった、あるいは古すぎて処分するしかないという給湯器なら、捨てるしかありません。捨てるといっても、自治体で粗大ゴミとして処分できないケースがほとんどなので、専門の業者か不用品回収業者に依頼して処分しましょう。

 

もし給湯器が未使用のものだったり、新品同様のキレイなものなら高価買取が期待できます。リサイクル業者まで持ち込むか、給湯器も買取可能な不用品回収業者に依頼して買い取ってもらいましょう。

 

フリマアプリやネットオークションに出品する方法なら、使用感のあるものでも正常に動けば売れる可能性があるので、処分を急がない場合なら出品してみてください。

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