草加市の粗大ゴミの出し方は事前に電話で戸別回収を依頼する方法、環境事業センターに直接持ち込む方法の2種類があります。
草加市の粗大ゴミの指定のサイズ、出し方、手順などを下記に記載しました。戸別回収は自分で運搬できない人には大変便利なサービスですが、環境事業センターに持ち込むことで処分手数料が安くなります。
手数料はお得な方法、処分できないゴミの種類も書きました。
ぜひ参考にして頂きたいです。
目次
草加市の粗大ゴミは指定のサイズがある
草加市の粗大ゴミは指定のサイズがあり、一辺の長さが50㎝を超える、または重さが10㎏を超える家具、絨毯やタンス、布団などの可燃性のゴミです。草加市に在住している市民の、家庭から出た大型の燃えるゴミ、燃えないゴミなどの回収を行っています。
タンスや学習机、椅子、鏡台、洗面台、自転車、カーペット、布団などは粗大ゴミに分類されます。処分できる物なのか、迷った時は環境事業センターに電話で問い合わせをすると良いでしょう。
戸別回収を申し込んで処分する
草加市は事前予約が必要ですが、環境業務センターに電話で予約を入れておくとスタッフが自宅やマンションに訪れます。電話で処分したいゴミの種類や大きさ、個数などを伝えておくと2週間か3週間後に収集日が決まります。
粗大ゴミ1点につき、ゴミの種類、氏名を書いた貼り紙をしておきましょう。収集日の当日は建物の外の玄関先や駐車場、集合住宅の場合は集積所に出しておくと回収してもらえます。
収集日の当日は建物の外にゴミを出しておく
草加市の戸別回収はスタッフは、建物の中に入ってゴミを回収、搬出はできません。収集日の当日に一戸建ての場合は敷地内の玄関先、駐車場などの外、マンションなどの集合住宅の場合は集積所に出しておきましょう。
事前予約をしていないゴミは回収できません。近隣住民の歩行や走行の邪魔にならない場所に、大型ゴミを置いておくのが基本的なマナーです。
収集日は不在でもゴミの回収を行う
草加市の戸別回収は収集日に、在宅をする必要がなくスタッフが回収処分に対応しています。在宅の場合は処分手数料を現金で支払いますが、不在の場合は後で納付書が届くので支払います。
粗大ゴミの変更、追加、キャンセルなどは3営業日までに連絡しましょう。草加市の粗大ゴミ回収は、1世帯につき1回5点までなので覚えておくことが大事です。
事業系のゴミは回収処分できない
草加市の粗大ゴミ回収は、市内に在住している世帯の家庭ゴミの回収処分だけに対応しています。飲食店、商店、工場、会社、病院などの事業所から発生した大量のゴミは産業廃棄物扱いになります。
草加市が指定している産業廃棄物処理専門業者は、事業で発生した大量のゴミの処分、廃棄を行っています。粗大ゴミ回収よりは料金が高いですが、適切な方法で処分や廃棄を行うので安心です。
家電リサイクル法の対象家電は回収できない
草加市の粗大ゴミ受け付けセンターは、直接大型ゴミ、粗大ゴミを持ち込むことができます。家電リサイクル法の対象品目は、法律に基づいて適正な方法で処分をする必要があるため、回収処分に対応できません。
冷凍冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、テレビ、エアコンなどは、リサイクル料金、回収処分手数料が必要です。家電量販店の受付でリサイクル料金、回収処分手数料を支払うことで適正な方法で処分廃棄を行います。
ピアノやエレクトーンなどの重量のある物は処分できない
ピアノやエレクトーンは重量や大きさがあり、内部が複雑な構造になっているため、粗大ゴミ受付センターでは破砕分解が難しいです。破砕や分解が難しい大型のゴミは、特定処理困難物に分類されるため、資格を取得したスタッフに回収処分を依頼しましょう。
消化器やコンクリート、ブロック、大量の泥や土、石、タイルなども回収ができません。自動二輪、原付バイクなども破砕や分解が難しいため、専門業者に依頼して処分廃棄が必要です。
パソコンやタブレットは処分できない
パソコンやタブレットは、仕事やプライベートでも欠かすことができない必需品です。年数が経過すると不具合が出たり、故障をして買い替えが必要になりますが個人情報が記録されています。
個人情報の漏洩や悪用などを防ぐために、必ずデータ初期化をしてから回収処分を依頼しましょう。パソコンやタブレットは、家電量販店の小型家電回収ボックスに入れておくと処分ができます。
粗大ゴミ受付センターに回収処分を依頼する
草加市では戸別回収の他に、粗大ゴミ受付センターに直接持ち込んで処分する方法があります。持ち込みをする時は環境業務センターに来所してから、2階粗大ゴミ受付センターで受付しています。
事前に予約が必要なので、平日午前9時から午後16時までに電話で予約を入れましょう。年末年始は祝日などは対応しておらず、年末の最終日の正午までになっています。
粗大ゴミ受付センターの搬入時間
草加市の環境事業センターは、平日の午前9時から午後16時まで粗大ゴミの搬入ができます。年末年始、祝日は搬入できないですし、休日の翌日は混雑するのでなるべく空いている日を選びましょう。
自分で大型ゴミ、粗大ゴミを運搬する必要がありますが、お得な料金で処分をすることができます。粗大ゴミ受付センターでゴミの総重量を測定してもらい、処分手数料を現金で支払います。
持ち込み回収は1世帯につき10点まで
草加市の環境業務センターに粗大ゴミ、大型ゴミを直接持ち込んで処分できます。運搬搬出を手伝ってくれる家族がいたり、搬入するための軽トラックを持っている場合は処分手数料を抑えることができます。
環境事業センターは、1世帯につき10点まで粗大ゴミを搬入できるので便利です。戸別回収は1回に5点までなので、処分したいゴミの数が多い場合は持ち込む方法が良いでしょう。
環境業務センターは予約なしで搬入できる
草加市の環境業務センターは、事前予約が必要なく営業時間中はゴミを持ち込むことができます。予約なしで搬入できるため仕事やアルバイト、学業などで帰宅が遅くなりがちな人にお勧めです。
時間帯や曜日、休日の翌日は混雑することがあるため、余裕を持って到着しておくと安心です。草加市に在住していることが条件なので、住所や氏名を確認できる運転免許証などの身分証明書を用意しておきましょう。
草加市は粗大ゴミ回収の減免制度はない
自治体によっては、生活保護を受給している人、母子家庭、精神身体障害者だけの世帯、高齢者は減免制度が利用できます。草加市は粗大ゴミ回収の減免制度、無償化などは利用できないので覚えておきましょう。
なるべく費用を抑えて粗大ゴミ、大型ゴミを処分したい場合は直接持ち込む方法が良いでしょう。病中病後の人、怪我をしている人、高齢者などは戸別回収を利用すると便利です。
草加市の戸別回収は大量のゴミに対応できない
引っ越しや単身赴任を予定していたり、マンションやアパートを明け渡す必要がある場合は、大量の不用品が出てしまいます。草加市の戸別回収は自分で運搬できない人には便利ですが、1世帯に5点までと決まっているため何度も依頼しなければなりません。
申し込みをしてから2週間から3週間後に収集日が決まるため、すぐに処分したい人には向いていません。大量の粗大ゴミ、大型ゴミを処分したい場合は不用品回収専門業者に依頼すると良いでしょう。
不用品回収専門業者に処分を依頼する
マンションや一戸建て、アパートの明け渡しが迫っていると大量の粗大ゴミ、大型の可燃ゴミを処分しなければなりません。大きさや重量のある大量のゴミは、自分や家族だけで運搬するのは難しく現実的な方法ではないです。
遺品整理や断捨離、家の大掃除をしたい時は、草加市の指定の不用品回収専門業者に依頼しましょう。不用品回収専門業者は作業員を増員したり、大きめのトラックを手配したスピーディーに搬出してくれます。
費用は高くなりますが、大量のゴミを一度に処分できるので便利です。
まとめ
草加市の粗大ゴミの出し方は、電話で戸別回収を予約する、環境業務センターに直接持ち込む方法があります。環境事業センターは電話予約が必要なく、営業時間内であれば搬出をすることができます。
粗大ゴミ回収は草加市に在住していることが条件なので、住所や氏名が確認できる身分証明書を提示しましょう。戸別回収は1世帯に5点まで、持ち込んで処分する方法は1世帯10点までです。
草加市は粗大ゴミ回収の減免制度、無償化などは利用できません。