パンやグラタンの調理など、さまざまな活用方法があるオーブンですが、壊れてしまったり、買い替えたりするときに、どう処分すればいいか分からない方も多いです。大きさ的に粗大ごみなのか、燃えないゴミなのか、わからなくなりますよね。
本記事では費用ごとにわかりやすく処理方法を解説します。処理費用を安くしたい方、とにかく早く処分したい方、などひとそれぞれ状況や考え方が違うので、自分にあった処理方法を選んでください。
目次
オーブンを無料で処分する方法
最初に紹介する方法は、オーブンを【無料】で処分する方法です。とにかく処分するのに費用をかけたくない方は参考にしてください。処分の仕方は、「燃えないゴミで捨てる」、「誰かに譲る」の2つあるので、それぞれ特徴を見ていきましょう。
燃えないゴミで捨てる
オーブンは燃えないゴミで捨てることが可能です。ただし注意点があり、自治体によっては粗大ごみで捨ててください、と言われるところもあります。燃えないゴミで捨てても問題ないかは、事前に問い合わせてください。
また燃えないゴミは袋に入るサイズしか出せません。大きいサイズであれば、粗大ごみになるので、サイズを確認してから捨てましょう。
燃えないゴミであれば、比較的いつでも捨てることができ、コストもかからないので、手っ取り早く捨てることができます。
オーブンが欲しい人に譲る
知り合いや身内、近所の人など、オーブンが欲しい方に譲るという方法もあります。この方法は、無料で処分ができ、友好関係が築き上げれることがメリットです。もし近場にいない場合はSNSやネットを活用して、探すこともできます。
しかし注意すべき点は、知らない人に譲る場合、トラブルに巻き込まれないようにすることです。例えば、送料はそちらが負担するのか、送ってもらったのはいいが壊れている、といったケースからトラブルが生じる可能性もあります。
知らない人に譲る場合は、言動やマナー、やりとりに注意しながら譲りましょう。
オーブンを有料で処分する方法
次はオーブンを【有料】で処分する方法です。処分の方法は、「粗大ごみで捨てる」、「不用品回収業者に依頼する」の二つです。どちらもコストが発生するので、気にしない方に向いている処分の仕方になります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体の粗大ごみで捨てる
オーブンのサイズが大きい場合は、粗大ごみで捨てることができます。自治体によって異なりますが、オーブンを小型家電とし、資源を再利用するため無料で回収している場合もあるので、事前に自治体に確認しておくことをおすすめします。
無料で回収できる場合は、市役所などに回収ボックスが設置されているのでそこに捨てるだけで処分可能です。粗大ごみとして捨てる場合は、以下の手順です。(自治体によって値段や手順が異なることもある)
- まずは自治体に電話やメールで、オーブンを粗大ごみとして捨てる旨を伝えましょう。このときに、値段・捨てる場所・日時も一緒に聞いておくといいでしょう。
- 郵便局やコンビニで、粗大ごみ専用のシールが購入できるので、料金分購入してください。(およそ400円ほどで捨てられます)
- 購入したシールを粗大ごみに貼り付け、指定された日時・場所に捨てれば処分完了です。
粗大ごみとして捨てることで、国が処分してくれるので、不法投棄など心配がないので安心です。しかし、捨てられる日が月に一回くらいしかないため、捨てるタイミングが難しいのがデメリットです。
もし、捨てるタイミングを逃してしまい、すぐに捨てたい場合は、最寄りのごみ処理センターに持っていって捨てることもできます。この場合も、事前に連絡しいつ捨てに行くか予約しておく必要があります。費用も変わらないので、すぐに捨てたい方にはおすすめです。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、オーブン以外もまとめて捨てることが可能です。要らないものが多い、まとめて捨てたい、手間がかかるのが嫌だ、といった方は不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
しかし処理費用は高いです。オーブンひとつだけであれば、3,000円前後が目安です。捨てる量で異なるので、軽トラック1台分捨てるなら、8,000円~15,000円ほどかかります。
不用品回収業者に依頼する場合、気をつけなくてはいけないことが「悪徳業者」です。悪徳業者は、高額請求や窃盗、不法投棄など油断すると警察沙汰にもなりかねないほど危険です。
そのため不用品回収業者に依頼する場合は以下のことに気をつけましょう。
ココに注意
- ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが記載されていること
- 電話やメールのやりとりが丁寧であること
- しっかり詳細まで書かれた見積書を出してもらえること
- 場合によっては契約書を提示してくれること
これらの項目を満たしている不用品回収業者は、信頼できるので問題ありません。とくに国から認められた古物商許可証があるかどうかは重要なポイントなのでチェックしておきましょう。
オーブンを処分して現金化する方法
最後に紹介するのが、処分するだけではなく現金化する方法です。具体的には、「フリマサイトで出品する」、「リサイクルショップで買取る」といった方法です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
フリマサイトで出品する
現金化する方法の前提条件として、壊れていないもの(状態がいいもの)でなくてはいけません。メルカリやラクマで出品して売るときは、取扱説明書や梱包されていた段ボールなど付属品があると高く売れやすくなります。
メルカリでも2,000円~10,000円と値段の幅は広いです。メーカーや人気具合、性能によって値段が大きく変わるので、自分が持っているオーブンが出品されているか参考までにみておくといいでしょう。
あまり低価格で出品してしまうと、送料と手数料が販売価格より上回る可能性もあるので、値段設定は気をつけてください。
リサイクルショップで買取ってもらう
リサイクルショップで買取ってもらう場合、フリマサイトで出品するよりも値段が安くなる傾向があります。買取後に店頭で販売するため、あまり高く買い取れないためです。
また、無名のメーカーや人気のない商品の場合は、買取ってもらえない可能性もあるので注意が必要です。事前に店舗に問い合わせて見積してもらい、売ってもいい値段であれば持っていくというやり方でもいいでしょう。
持ち運びが不便の方は、出張買取や宅配買取を行っている店舗もあるので、活用すると便利です。
自分に合った処分の方法を選んでオーブンを捨てよう
6種類の捨て方を紹介してきましたが、簡単に費用などをまとめてみたのでおさらいしましょう。
処分方法 | 費用 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
燃えないゴミで捨てる | 無料 | オーブンのサイズが小さい人 |
欲しい人に譲る | 無料 | 知り合いにオーブンを欲しいと言ってる人がいる |
粗大ごみで捨てる | 400円前後 | 費用を安く済ませたい人 |
不用品回収業者に依頼する | 3,000円前後 | 手っ取り早く捨てたい人 |
フリマサイトで出品する | 現金化 | 現金化したい人 |
リサイクルショップで買取 | 現金化 | 人気メーカーや高価買取を狙える人 |
それぞれメリット・デメリットがあるので、処分の仕方の特徴を理解しておくことをおすすめします。そして本記事を参考に自分の好きな処分方法を選んで捨ててください。