電子レンジは、家庭でよく使われる電化製品の1つですが故障したり、新しいものに買い替えたりするときにはどうやって処分すればいいのでしょうか？電子レンジは一般ゴミとして捨てられるのでしょうか？この記事では電子レンジの処分方法を5つ紹介します。それぞれのメリットやデメリットを解説しますので参考にしてください。
目次
電子レンジの処分方法5選！
自治体によって一般ゴミとして捨てられる電子レンジのサイズは異なりますが、30cm〜50cm以下のものが一般ごみとして扱われます。規定のサイズ以上の電子レンジは、一般ごみとしては処分できません。
電子レンジを捨てる際の処分方法について、以下のような方法があります。
- 自治体の粗大ごみとして出す
- リサイクルショップに売る
- フリマアプリやオークションサイトに出品する
- 家電量販店に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法を詳しく解説していきますね。
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自治体の粗大ごみとして出す
電子レンジは一般的には粗大ごみとして処分します。自治体によって異なりますが、30cm〜50cm以上の電子レンジは粗大ごみとして扱われます。電子レンジを粗大ごみとして処分する場合、300円〜800円の処分料金がかかります。自治体の粗大ごみ回収に出す手順は以下の通りです。
- 回収してくれる粗大ごみに該当するかどうかを確認する。
- 各自治体の粗大ごみ回収受付窓口に電話して、回収を申し込む。
- 粗大ゴミ処理券を地域のコンビニ、郵便局、役所で購入する。
- 処理券に受付番号や氏名（イニシャル可）を記入する。
- 回収日の朝8:00までに粗大ゴミを指定された場所に出しておく。
- 粗大ゴミが回収される。
粗大ごみとして処分する方法のメリットは、処分費用が安く済むことです。デメリットは、回収までに数日かかることや処理券の購入が必要なこと、運び出しが必要なので手間と時間がかかります。また、当日の急なキャンセルに対応出来ないといった点も挙げられます。ある程度スケジュールに余裕がある人にはおすすめの方法です。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。リサイクルショップではファミリー向けの物だけでなく、1人暮らし用の小型のレンジも需要があるので、状態の良い電子レンジであれば査定してみてはいかがでしょうか。電子レンジを買い取ってくれるリサイクルショップは多数あります。以下は、一部のリサイクルショップの情報です。
リサイクルショップの情報
- おいくらリサイクルショップ ：全国に店舗を展開しており、電子レンジの買取価格相場を公開しています。
- セカンドストリート ：全国に800店舗以上を展開しており、電子レンジ・オーブンレンジを買取しています。
- 出張買取MAX：電子レンジを出張査定してくれるリサイクルショップで、買取実績も豊富です。
- 高く売れるドットコム ：査定は無料でwebや電話で対応、全国どのエリアでも出張買取も可能です。
- トレジャーファクトリー
店頭買取に対応しているリサイクルショップで、スマホアプリでポイントを貯めると買取価格が上がるといったサービスが受けれます。
リサイクルショップに売るメリットはその場で現金化が可能なことです。思わぬ現金収入になります。デメリットとしては、買取価格は電子レンジのメーカーやモデル、年数、状態によって異なることです。思ったほどの値段にならないかもしれません。事前に複数の業者に査定してもらうことが大切です。
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フリマアプリやオークションサイトに出品する
フリマアプリやオークションサイトを利用するメリットは、リサイクルショップよりも高い値段で売れる可能性があることです。フリマアプリ最大手のメルカリでは新品未使用品から中古品まで出品され、販売価格は、4,000円から26,000円までと幅広く設定されています。電子レンジを高く売るコツとしては、商品の状態を良くしておくことや、商品説明を詳しく書くといいでしょう。相場とかけ離れた値段設定では、購入者が現れませんので、ある程度相場を分かった上で出品するようにしましょう。
デメリットとしては、購入者とのやり取りや、梱包・発送は全て自分で行うので手間がかかることや、売れた時に販売手数料がかかることです。
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店では、新しい電子レンジを購入する際に古い電子レンジを下取りとして無料で回収してもらえます。例えば、ビックカメラでは5,500円以上の電子レンジを購入すれば、壊れていても無料で回収してもらえます。カインズでは、オンラインショップで購入したものでも領収書と古い電子レンジを店舗に持っていけば無料で回収してもらえます。
メリットとしては新しく電子レンジを購入する人は確実に処分ができるのでおすすめの方法です。デメリットとしては全ての家電量販店や、ホームセンターがサービスを行っているわけではないので確認が必要なことと、店舗まで持ち込む必要があることです。
家電量販店
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不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者を利用するメリットは、自分で運び出しができないときに便利で、すぐに処分しないといけない状況でも対応してもらえ、どんな量でも分別する手間なく回収してくれる点です。また、価値がある不用品は、買取りしてくれる業者もあります。支払いは現金・カード払いが可能で、スマートフォンによるコード決済を取り扱っている業者もあるのでスムーズに行うことができます。
デメリットとしては、自治体の粗大ごみ処分より処分料が高くなってしまうことや、料金の基準が決まっていないので料金が分かりにくい、悪徳業者や無許可営業の業者が多いので業者選びには慎重になる必要があることです。繁忙期は料金が2倍以上に上がる場合があり、さらに予約が取りづらい、即日回収に対応できないといったデメリットもあります。
不用品回収業者を選ぶ際のポイント
- 許可の有無や料金の内訳が明確、領収書を発行してくれるなどのポイントで優良な業者を見極める
- 業者ごとの特徴を理解し、自分に合った業者を選ぶ
- その中から複数社に見積りを出し、サービス・金額面をみて最終判断をする
不用品回収に必要な資格は、一般廃棄物収集運搬業の許可・産業廃棄物収集運搬業の許可・古物商の許可です。口コミなども参考に自分に合った業者を選ぶといいでしょう。
電子レンジを買い替えるタイミング
電子レンジを買い替えるタイミングについては、一般的には8年以上使用している場合に買い替えを検討することが推奨されています。また、電子レンジが故障する前には、機能や本体にさまざまな異変が起こることがあります。例えば、温めている途中で止まってしまう、操作ボタンが利かないなどの不具合が起こるようになります。
これらのサインが現れた場合は、買い替えを検討することがおすすめです。
まとめ
以上、電子レンジの処分方法5選についてご紹介しました。電子レンジは一般ゴミとして捨てることができませんので、注意が必要です。どの方法を選ぶかは、電子レンジの状態や、予算や時間に合わせて判断する必要があります。自分に合った方法で正しく処分しましょう。