扇風機の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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扇風機の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

皆さんは扇風機の処分方法を知っているでしょうか。扇風機は小型家電として法律で指定され、中には貴重なレアメタルが含まれます

 

粗大ゴミとして処分することもできますが、リサイクルが推奨されています。この記事では、適切な処分方法や回収方法を詳しく解説します。

 

扇風機の種類と種類別の処分方法

 

扇風機は家庭での利用頻度が高い家電の1つですが、扇風機のタイプによって処分方法は異なります。

 

扇風機のタイプ 特徴 処分方法
リビングファン(通常の扇風機) 3〜7枚の羽根があり、風の強さや方向、高さを調整可能 一般的に「粗大ゴミ」
タワーファン 羽根がなく、スリムでスタイリッシュ 主体部分:「粗大ゴミ」
内部の電池など:「不燃ゴミ」「電池専用のリサイクルボックス」など
ハンディファン 持ち運びができ、屋外や通勤時など場所を選ばず使用可能 電池:取り外して「電池専用のリサイクルボックス」
本体:「不燃ゴミ」

 

粗大ゴミとして処分

 

扇風機の大きさが通常30センチメートル以上の場合は「粗大ゴミ」になります。扇風機は、家庭から排出されるゴミの中で一定のサイズを超えるため、多くの地方自治体で粗大ゴミに該当します。

 

粗大ゴミの出し方は以下の通りです。

 

1.予約・手続き

最寄りの粗大ゴミ受付センターやオンラインで予約をします。受付後、処理券を購入します。(およそ100円~500円)

 

2.処理券を貼る

処理券を扇風機に貼り付けます。
自治体によっては処理券ではなく、納付書や現金での支払いの場合もあります。

 

3.ゴミに出す

扇風機を指定された回収日に合わせて指定の場所に出します。

なお、予約が集中する時期によっては1週間以上かかることもあるため、早めに手続きすると良いでしょう。

 

不燃ゴミに出す

 

小型の扇風機は、大きさが自治体の規定する粗大ゴミのサイズに満たない場合、不燃ゴミとして処分できます。

 

一辺が30センチメートル未満の物であれば、通常のゴミとして扱われることが多いです。この方法なら、ゴミ袋の代金のみで予約や追加料金もなく手軽に処分できます。自治体によっては可燃ゴミとして処分可能な場所もあるため、お住まいの地域の分別ルールを確認してください。

 

 

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自治体の回収方法を利用

 

自治体によっては、扇風機の処分方法に特別な指定がある場合があります。多くの場合は、以下の方法を選択するのが適切です。

 

戸別訪問回収

 

戸別訪問回収は、住民が在宅中に専門の回収車が直接取りに来る方法です。住民は自宅を離れることなく、重たい物や大きい扇風機も処分できます。

 

申し込み方法

事前に自治体や指定の連絡先へ電話やオンラインで申し込むことが必要です。申し込み時に、回収日や時間帯の指定ができることがあります。

 

注意点

扇風機以外の粗大ゴミと一緒に出す場合、料金が変動することがあります。回収可能な家電の種類やサイズに制限がある場合もあるので、事前に確認してください。

 

ゴミ処理施設に自己搬入

 

直接持ち込みは、扇風機だけでなく、他の粗大ゴミとまとめて持ち込むことができるため効率的です。また、自分のスケジュールに合わせて持ち込むことができます。

 

場所

持ち込み場所は清掃工場やリサイクルセンターなど、各自治体によって処分可能場所は異なります。各自治体の公式サイトで、施設の情報や受け入れ日時などを確認しましょう。

 

申し込み方法

施設や自治体によっては、事前に予約や申請が必要な場合があります。手数料が発生することもあるため、持ち込む前に料金や方法を確認しましょう。

 

注意点

持ち込み場所によっては、本人確認が必要なため、身分を証明できるものを持参しましょう。また、人数制限を設けている可能性もあるため、1人で持ち運べるぐらいの量に調節しましょう。

 

小型家電回収ボックスを利用する

 

扇風機は小型家電の1つなので、小型家電回収ボックスを利用することができます。

 

サイズと手数料

投入口が15×30センチメートルなので、これに収まる扇風機であれば利用できます。利用は無料で、コストがかかりません。

 

場所

公共施設や家電量販店、スーパーなどに設置されています。詳しい設置場所は、各自治体のホームページで確認できます。

 

注意点

電池付きやバッテリー内蔵型の扇風機も投入できる場合がありますが、自治体によっては制限があるため事前に確認が必要です。

 

小型家電回収ボックスは扇風機の処分だけでなく、その他の小型家電もまとめて投入することができるので、他にも処分したい小型家電がある場合におすすめです。

 

自治体以外の方法での扇風機の処分方法

 

粗大ゴミとしての処分はもちろんのこと、自治体のサービス以外にもさまざまな方法があります。

 

家電量販店やホームセンターの引き取りを利用

 

多くの家電量販店は、小型家電を店頭で有料回収しています。以下は、一部の主要店舗での扇風機回収料金を示す表です。

店舗名 ヨドバシカメラ エディオン ジョーシン ケーズデンキ ヤマダデンキ
料金 550円 1,100円

 

ただし、コジマやノジマのように小型家電の回収を行っていない店舗も存在します。

 

一方、カインズなどのホームセンターでは、新しい扇風機を購入した際に古い物を無料で引き取るサービスを提供している店舗もあります。処分を希望する前に近隣の店舗に問い合わせ、サービスの詳細や条件を確認してください。

 

リサイクルショップやフリマアプリを利用

 

リサイクルショップやフリマアプリは、不要になった扇風機の新しい活用方法として注目されています。特に、製造から5年以内や大手メーカー製、さらにレトロなデザインを持つ扇風機は、リサイクルショップでの買い取りの際に高評価となります。

 

一方、フリマアプリでも、小型の卓上扇風機や昔の「昭和レトロ」なデザインが人気で、高値で売れる可能性があります。

 

出品には手間がかかることもあるので注意が必要ですが、適切な方法で処分すれば収入源になるかもしれません。

 

不用品回収業者の利用

 

大掃除や引っ越し後、扇風機だけでなく他の不用品も出ることが多いでしょう。自治体のゴミ回収で、1つ1つ出すのは手間がかかります。そこで、不用品回収業者が役立ちます。自分の希望する日時や場所で回収してもらえるので柔軟に対応してもらえます。

 

お得な料金プランを提供している業者も多く、大量の不用品を効率的に処分できます。

 

 

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扇風機を処分するときの注意点

 

扇風機の処分に関して、しっかりとした知識がないと意外とリスクが伴います。特に、電池式やリチウムイオンバッテリーを内蔵した扇風機は、正しく処理しないと火災の原因となる恐れがあります。

 

電池の取り扱い

 

扇風機に使用される乾電池は、不燃ゴミや乾電池回収ボックスで処分できます。ただし、リチウムイオン電池は燃えやすい液体を内蔵しているため、不燃ゴミとしての処分は避けるよう心がけましょう。

 

取り外せる電池は、公共施設や販売店の小型家電回収ボックス、専用の回収ボックスで処分することを推奨します。

 

リサイクル

 

ゴミとして出された小型家電は、一部の自治体で選別されリサイクルされますが、全ての自治体で行われているわけではありません。リサイクルを希望する場合、自治体のホームページなどで適切な方法を確認してください。

 

正確な処分方法を知らない場合、自治体に直接問い合わせたり、専門の回収業者に相談したりすることをおすすめします。

 

まとめ

 

扇風機の処分方法はサイズや種類によって複数の選択肢が存在します。また、扇風機は法律で小型家電として指定されており、中に貴重なレアメタルを含んでいます。

 

このため、単純に粗大ゴミとして処分するだけでなくリサイクルが推奨されています。リビングファンやタワーファンは、サイズに応じて粗大ゴミで処分となりますが、持ち運びが容易なハンディファンは不燃ゴミとして処分します。

 

各地域や自治体によって処分方法が異なるため、正確な情報を把握し適切に処分しましょう。

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