コーヒーメーカーが故障したり新しいモデルに買い替えたりするとき、どのように処分すればよいのでしょうか。この記事ではコーヒーメーカーの処分方法についておすすめの方法8選と正しい手順やポイントを解説します。
目次
コーヒーメーカーの処分方法8選
不要になったコーヒーメーカーを処分する場合、次の8つの方法があります。
- 「燃えないゴミ」として出す
- 粗大ごみとして出す
- 小型家電回収ボックスに投入する
- 家電量販店で回収してもらう
- コーヒーメーカーの購入店で回収してもらう
- フリマアプリやオークションサイトでコーヒーメーカーを売る
- リサイクルショップで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ詳しく解説していきます。
「燃えないゴミ」に出す
コーヒーメーカーを「燃えないゴミ」として処分する場合、自治体によってはコーヒーメーカーが自治体で定める大きさの範囲内であれば燃えないゴミとして処分が可能です。
自治体によって処分方法が異なるため、お住いの市区町村のホームページなどで確認しましょう。
自治体の粗大ごみとして出す
不燃ごみとして出せないサイズのコーヒーメーカーは自治体の粗大ごみとして出すことができます。粗大ごみとして出す場合は事前に役所に電話かインターネットで予約をします。混雑状況にもよりますが回収まで1カ月ほどかかるので、余裕を持って回収依頼しましょう。
また、処分費用はコンビニや役所で粗大ごみ処理券を購入し、コーヒーメーカーの目立つところに貼って指定された場所に出しておきます。
小型家電回収ボックスに投入する
コーヒーメーカーは役所やホームセンターに設置されている「小型家電回収ボックス」に投入し無料で処分することができます。小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律) の対象製品です。この法律は、使用済みの小型家電から有用な金属を回収して再利用することを目的としています。小型家電には、鉄やアルミニウム、レアメタルなどの貴重な資源が含まれており、埋立処分されると無駄になってしまいます。
小型家電リサイクル法により、これらの資源を循環させることができます。コーヒーメーカーを処分するときは、小型家電リサイクル法に従って適切に排出しましょう。
首都圏の主な自治体の回収方法
自治体では小型家電回収ボックスを役所やホームセンターなどに設置してあり、そこに投入することで処分できます。首都圏の主な自治体の小型家電回収ボックス情報については以下のホームページをご覧ください。
ホームページ
自治体によっては宅配回収を行っている所もあります。自宅から持ち運ぶ必要がなく手軽に処分できますよ。
小型家電回収ボックスで処分する場合の注意点
小型家電回収ボックスに入らないサイズのコーヒーメーカーは処分できません。また、小型家電回収ボックスに投入する前にはしっかり汚れを落とし、乾かしてから投入するようにしましょう。処分する際には使用済みのフィルターやコーヒーの粉などを取り除き、水を流して内部をきれいにします。
コーヒーメーカーにはカビや汚れが付着することがあるので、食器用洗剤や重曹水、酢水などを使い、内部を洗浄します。
家電量販店で処分する
大手家電量販店では小型家電の処分を引き受けています。
ホームページ
家電量販店で処分する場合、手数料がかかってしまいますが、大きさに制限がないので、自治体での無料回収が困難な品物の場合は家電量販店の回収サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
コーヒーメーカーを購入した店舗に引き取ってもらう
デロンギでは不要になったコーヒーメーカーの回収を受け付けておりますが送料は自己負担です。
フリマアプリやオークションサイトでコーヒーメーカーを売る
フリマアプリやオークションサイトでもコーヒーメーカーを売ることができます。ただし付属品や説明書、個装箱が揃っていないと売却するのは難しいです。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップでもコーヒーメーカーを買取ってくれます。しかし状態によっては値段が付かない場合もあります。リサイクルショップは出張買取や宅配買取にも対応してくれますので自分に合った方法を選ぶといいでしょう。査定は無料ですので気になる店舗に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ホームページ
不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ごみ回収で対象外になっている場合や、状態が悪く買取業者も断られた場合、また回収場所まで自分で運ぶことが難しかったり、他にも処分したい不用品があるとなるど、便利なのが不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者は、コーヒーメーカーをはじめとする電化製品や家具、衣類など様々な不用品を引き取ってくれます。自宅まで来てくれるので、運ぶ手間も省けますし、買取可能なものは査定してくれる場合もあります。料金は不用品の種類や量によって異なりますが、事前に見積もりをしてくれる業者も多いので、安心して依頼できます。
不用品回収業者に依頼する方法は、インターネットや電話で簡単にできます。インターネットでは、不用品回収業者のサイトや比較サイトを利用して、自分の希望に合った業者を探すことができます。電話では、直接業者に連絡して、不用品の種類や量、回収日時などを伝えることができます。どちらの方法でも、事前に不用品を整理しておくとスムーズに回収してもらえます。
定期的なメンテナンスでコーヒーメーカーの寿命を延ばそう
コーヒーメーカーの寿命を延ばすためには以下のような方法が挙げられます。使用方法に応じて、メーカーの取扱説明書を参考にして正しいお手入れを行いましょう。
ココがポイント
- 定期的な掃除
- 部品を分解して洗う
- コーヒーメーカー用の洗剤を使う
- 洗う前にカスを取り除く
定期的な掃除
本体は水で濡らさないで、乾いた布で拭くだけで十分です。水垢汚れがある場合は、クエン酸と水を混ぜた液体で部品を洗ってください。黒ずみ汚れは、重曹と水を混ぜたペーストを歯ブラシにつけてこすります。カビが生えている場合は、漂白剤をお湯に入れた液体にコーヒーメーカーを浸して洗ってください。
部品を分解して洗う
コーヒーメーカーによっては、部品を分解して洗うことができます。使用方法に応じて、メーカーの取扱説明書に従って部品を分解して洗いましょう。特にフィルターは、コーヒーの油分やカスが付着しやすいので、こまめに洗っておくと良いでしょう。
コーヒーメーカー用の洗剤を使う
コーヒーメーカー用の洗剤を使用することで、効果的に内部を洗浄することができます。コーヒーメーカー用の洗剤は、市販されているものやオンラインで購入できるものがあります。使用方法は、商品によって異なるので、必ず説明書を読んでから使いましょう。
洗う前にカスを取り除く
コーヒーメーカーを洗う前にカップやフィルターの中に残ったコーヒーのカスを取り除いておくことで洗いやすくなります。カスが残っているとコーヒーの味や香りが損なわれるだけでなくカビや雑菌の原因にもなります。
まとめ
この記事では、コーヒーメーカーの処分方法として、自治体のゴミに出す方法、小型家電回収ボックスに出す方法、不用品回収業者に依頼する方法を紹介しました。 それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自分の住んでいる地域のルールや状況に合わせて選ぶようにしましょう。
また、コーヒーメーカーを処分する前には、もう一度活用できる場所や人がないか探してみるのも良いかもしれません。 コーヒーメーカーは、毎日のコーヒータイムを楽しくしてくれる素敵な家電です。 使わなくなったら、エコにも配慮しながら正しく処分してあげましょう。