鎧兜の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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鎧兜の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

自宅にある鎧兜(よろいかぶと)といえば、実際に合戦で使用されたような「本物」ではなく、五月の端午の節句に飾るものがほとんどでしょう。

 

男の子のすこやかな成長を願って飾る鎧兜ですが、子どもの成長とともに飾ることがなくなる家庭も多いと思います。また、子どもがいたずらして壊してしまったら、修理をせず処分を考えるかもしれません。

 

不要になった鎧兜は、ゴミとして捨ててしまうことをためらってしまう人も少なくないはず、でも不要な鎧兜を大事にしまっておいてもムダに収納場所を占拠するだけです。もう飾ることはない鎧兜はどのように処分すればいいのか、注意点や捨て方について解説します。

 

鎧兜はどんな素材で作られている

 

不要なものをゴミとして処分する場合、自治体のサービスを利用するならどのような素材で作られているのか、それを確認しなければなりません。燃やすことができるもの、できないもの、リサイクルに回せるものなどで分別し、自治体のルールに従ってゴミとして出すことになります。

 

鎧兜はどのような素材で作られているのでしょうか。鎧と兜を合わせて「甲冑」と呼びますが、甲冑の素材にはつぎのようなものがあります。

 

甲冑の素材

  • 牛や馬、鹿などの革
  • 真鍮

 

革は上記の動物以外にも、イノシシ、熊、鮫なども使われることがあります。金や銀、銅、真鍮などの金属は装飾や付属品に使われ、甲冑で使われる主体の金属は鉄です。

 

 

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鎧兜をゴミとして処分する場合

 

捨ててしまいたい不用品があるときは、自治体のゴミ収集に出したり回収サービスを依頼する人が多いでしょう。大きなサイズなら粗大ゴミとして、ゴミ収集の指定袋に入るサイズなら燃えるゴミ・燃えないゴミ、あるいは資源ゴミとして出すことになります。

 

鎧兜の場合はというと、上記で説明したようにさまざまな素材が使われており、解体・分解しない限り燃えるゴミとして出すことはできないようです。

 

そうなると燃えないゴミかあるいは粗大ゴミに該当するはずですが、どのような処分になるのか自治体によってルールが異なりますから、お住いの自治体に問い合わせてください。

 

不用品回収業者に依頼することもできる

 

一般のゴミとしてゴミステーションに出せるとしても、鎧兜をゴミに出すという行為を近所の人に見られたくない、という人もいるのではないでしょうか。粗大ゴミとして回収してもらう場合では、回収する日を自分で選べないことも多く、回収してくれるまでの手続きなどもちょっと面倒です。

 

処分したいときにすぐ処分してくれる、近所の人に捨てるところを見られる心配がない、それが不用品回収業者に依頼する処分方法です。処分費用は自治体よりも高くなるのが一般的ですが、鎧兜のほかに処分したい不用品があれこれある、引っ越しで鎧兜を処分したい人などにも、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

 

また、自治体ではゴミを分別して出す必要がありますが、不用品回収業者なら分別せずそのまま出すことができるのでラクチンです。

 

捨てる以外の処分方法について

 

鎧兜を含む五月人形は、祖父母など親族がすこやかな成長を願って贈るものであることから、不要になったからといってゴミにしてしまうのは抵抗がある人も多いでしょう。

 

自治体や不用品回収業者を利用しゴミとして鎧兜を処分する以外にも、つぎのような処分方法があります。

 

処分方法

  • リサイクルショップなどに売る
  • フリマアプリやネットオークションで売る
  • 欲しい人に譲る
  • 保育園などに寄贈する
  • 人形供養をしてもらう

 

それぞれの方法について、くわしく見ていきましょう。

 

リサイクルショップなどに売る

 

五月人形の鎧兜は、飾る期間が限られており常に使用するものではありません。安いものではないので、カタチになれば中古品でもいいと考える親御さんもいるでしょう。必ず売れるとは限りませんが、状態が良いものなら可能性があり、端午の節句が近くなったころに持ち込めば通常よりも高く買い取ってもらえるかもしれません。

 

ただ、五月人形の鎧兜は縁起物ということ、そしてサイズが大きいことから店舗に置くスペースを確保しにくいなどの理由で、リサイクルショップで買い取ってもらえないケースも増えているといいます。リサイクルショップでは値段がつかないものでも引き取って、無料で処分してくれるサービスがありますが、鎧兜の場合はそのサービスが適用されないかもしれません。

 

フリマアプリやネットオークションで売る

 

より多くの人の目にとまるフリマアプリやネットオークションなら、リサイクルショップで買い取ってもらえなかった鎧兜も売れる可能性があります。価格設定は自分でできるし、購入希望者との交渉により納得できる取引が期待できるでしょう。

 

欲しい人に譲る

 

お金を支払うのはちょっと、という人でもタダなら欲しいと手を上げるかもしれません。高かったのにタダで譲るのは抵抗があるという人にはすすめられませんが、売るための努力をしても売れないものは仕方がない、結局は処分することになるでしょう。

 

処分費用がかかることを考えると、タダで譲るほうが安いということになります。欲しいという人がいるなら、思い切って譲ってみてはいかがでしょう。

 

保育園などに寄贈する

 

鎧兜を含む五月人形は、子どもの厄除けの意味も込めて贈られるものであり、本来なら子どもひとりにひとつの五月人形を与えます。ですからほかの子どもに譲るというのはあまり好ましくないといえますが、施設や団体で行事に使うのなら問題はないでしょう。

 

端午の節句の行事で五月人形を飾りたい、保育園や幼稚園、児童養護施設などでは寄付を募っているケースがあります。近所のそのような施設で張り紙がないか、あるいはホームページなどで寄付を募っていないかチェックしてみてください。

 

人形供養をしてもらう

 

子どもの厄除けとしての意味もある鎧兜であり、五月人形には魂が宿るということで人形供養を行った上で処分する家庭も少なくないようです。

 

供養するということで費用がかかりますが、今まで守ってくれたお礼をしてお別れすることができるので、気持ちよく処分することができるでしょう。人形供養はお寺・神社などのほか、葬儀会社などでも受け付けています

 

 

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骨とう品としての価値があるなら専門の買取業者へ

 

5月人形の飾りである鎧兜ではなく、実際に身につけることが可能な鎧兜を持っているけれど処分に困っている、そんな家庭もあるかもしれません。代々受け継がれてきた鎧兜を所有している家もあれば、骨とう品好きな家族が購入してきたという鎧兜もあるでしょう。そんな価値のある鎧兜でも、興味がない人ならあまり家に置きたくないものです。

 

モノがモノだけに、ゴミとして処分するのをためらってしまうのなら、骨とう品を買取してくれる専門業者に査定してもらい、買い取ってもらいましょう。

 

見た目がパッとしない鎧兜でも、プロが鑑定することで思った以上に高値がつくこともあります。査定は自宅まで出張可能な業者にお願いすれば、わざわざ鎧兜を持ち運ばなくてもいいので気軽に利用できるでしょう。

 

鎧兜を処分する際の注意点

 

鎧兜を処分する際には、つぎの点に注意しましょう。

 

ルールを守ってゴミに出す

 

五月人形をゴミに出すことに抵抗がある人も少なくないでしょう。どうしてもゴミに出さなければならないという場合は、適正な方法で出すようにしてください。ルールを守らずに出して、違反シールを貼られてしまうのは避けたいものです。

 

むりやり押し付けない

 

タダだからもらって、と無理やり押し付けたりしてはいけません。贈られた子どもの厄災を引き受けてくれるという五月人形ですから、厄災ごと引き受けることになるからと嫌がる人もいるのです。

 

 

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売却する場合丁寧に扱う

 

乱暴に扱えば破損してしまう恐れがある鎧兜ですから、リサイクルショップに持ち込むなど運ぶときは慎重に、ネットオークションなどの購入者へ配送する際は梱包に気を配り破損しないようにしましょう。

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