ストーブの処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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ストーブの処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

あたたかく過ごすために役立ってくれたストーブも、不要になったら処分を検討することになるでしょう。でもストーブの処分が初めてなら、どのようにすればいいのかわからずなかなか行動に移せないかもしれません。

 

ストーブにも種類があり、中には灯油を使用するものもありますから、間違った処分をしてしまえば危険で人様に迷惑をかけてしまう恐れもあります。

 

ストーブの処分はどうすれば正解なのか、方法と注意点について解説していきましょう。

 

ストーブの種類とその特徴について

 

ストーブには種類があり、一般的に使われているものでは「電気ストーブ」「石油ストーブ」「石油ファンヒーター」などがあります。それぞれの特徴と、ゴミとして処分するならどんなゴミに該当するのか見ていきましょう。

 

電気ストーブについて

 

灯油のような燃料を別に用意する必要がなく、電気を使用して加熱するヒーターが熱源となります。灯油を使用する暖房器具のように空気を汚すことなく換気も不要で、軽量で小型であることから場所を選ばず使用することができます。

 

自治体で処分する場合、ゴミ収集の指定袋に入るなら燃えないゴミとして出すこともできますし、サイズを問わず粗大ゴミとして出すこともできます。

 

また、電気ストーブはリサイクルできる小型家電であることから、自治体でも拠点回収などの方法でリサイクルに回してくれます。

 

石油ストーブについて

 

石油(灯油)を燃料として使用するストーブで、「反射式」と「対流式」があります。点火するための装置に乾電池が必要ですが、電気いらずで停電時でも使用することができます。

 

サイズは電気ストーブよりも大きく、指定袋に入れば燃えないゴミとして出すことができる自治体もありますが、粗大ゴミとして処分することが一般的でしょう。

 

石油ファンヒーターについて

 

石油ストーブと同じく灯油を燃料として使用する暖房器具ですが、電気も必要で停電時は使用することができません。

 

部屋の広さに合わせてサイズを選ぶことができ、小型のものなら電気ストーブ並みに小さなものもありますが、重量は電気ストーブよりもあります。指定袋に入れば燃えないゴミとして出すことができる自治体もありますが、粗大ゴミとして処分するのが一般的です。

 

 

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自治体だけじゃない!ストーブの処分方法いろいろ

 

ストーブの処分方法はひとつではありません。自治体での処分をはじめ、つぎのような方法があります。

 

方法

  • 自治体で処分
  • 買い替え時に引き取ってもらう
  • リサイクルショップで買い取ってもらう
  • ネットオークションやフリマアプリを利用する
  • 不用品回収業者に依頼する

 

それぞれの処分方法について、くわしく見ていきましょう。

 

自治体で処分

 

上記でも説明しましたが、いずれのストーブもゴミ収集の指定袋に入るサイズなら、一般の燃えないゴミとして処分することができます。ただ、すべての自治体で一般のゴミとして収集可能だというわけではないので、ストーブの処分についてきちんと調べるようにしてください。

 

ストーブは自治体に粗大ゴミとして回収してもらったり、処理施設に自分で運び処分してもらうこともできますが、自治体で処理するということで費用は比較的安いでしょう。ちなみに、自治体でストーブを粗大ゴミとして処分する場合、費用は1台200円から500円程度が多いようです。

 

買い替え時に引き取ってもらう

 

ストーブの買い替えのため古いストーブを処分したいのなら、新しいストーブを購入する店舗で引き取ってもらうという方法もあります。新しいストーブを購入することが条件で、古いストーブを無料で引き取ってくれる店舗もありますが、引き取り料金(リサイクル料金)が必要になる店舗もあるので確認してください。

 

この方法なら、手続きなどに時間を取られることがなく確実にストーブを処分できるというメリットがあります。しかし、店舗によっては灯油を使用するストーブは引き取れないなど、引き取りの条件があるので注意してください。

 

また、店舗が引き取ってくれる場合は、支払うリサイクル料金が自治体で支払う粗大ごみ処分費用よりも高くなることもあります。しかし、地球環境を守るための取り組みに貢献することにもなりますから、ムダな出費ではないといえるでしょう。

 

リサイクルショップで買い取ってもらう

 

ストーブの種類に関係なく、電気ストーブ・石油ストーブ・ファンヒーターのいずれもリサイクルショップで買い取ってくれる可能性があります。ただし、製造から7年ほど経過したような古いものは査定せず断られることがあり、比較的新しいものでも汚れがひどかったり傷が目立つ場合は、買い取ってもらえないことがあります。

 

ただ古いだけでなく、アンティークとして価値のあるストーブなら高額で買い取ってもらえる可能性があります。価値がありそうなものなら、査定は無料なので持ち込んでみるといいでしょう。

 

また、ストーブが必要になる季節を狙ってリサイクルショップに持ち込めば、ニーズがあるのでほかの季節より高めの買取価格を提示してくれるかもしれません。リサイクルショップに買い取ってもらうことができれば、その場で現金を手にすることができ、もちろん処分するための費用は必要ないです。

 

ネットオークションやフリマアプリを利用する

 

ネットオークションやフリマアプリでは、ストーブもさまざまなものが出品されていますが、リサイクルショップと同じく製造から5年以内であることが売れるための条件のようです。しかし、古い年式のストーブでもちゃんと使うことができ、価格が安いものなら買い手が現れる可能性があります。

 

リサイクルショップでは価値がないと買取を断られるようなストーブでも、ネットオークションやフリマアプリに出品することで、多くの人が目にするので売却が期待できるでしょう。

 

不用品回収業者に依頼する

 

売却すればお金になるかもしれないけれど、リサイクルショップに持ち込んだりオークションなどに出品するのは、手間と時間がかかるでしょう。

 

自治体で粗大ゴミとして処分するにしても手続きが必要で面倒だと感じたり、指定された日時に回収してもらうことが難しいかもしれません。

 

そのような人は、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。ストーブの処分依頼も手続きはカンタン、ネットで依頼することができ即日回収も可能です。回収にかかる費用はストーブ1台だけなら割高になってしまうのですが、ほかにも持ち運ぶのが大変な家具などの不用品があるなら、一緒にまとめて処分を依頼するのがおすすめ、一気に片付けてしまうことができるでしょう。

 

ストーブを処分する際の注意点

 

灯油をタンクに入れて使用する石油ストーブとファンヒーターは、処分する際に注意が必要です。タンクに灯油が残っている状態で自治体の不燃ゴミに出し、ゴミ収集車で火災が起こったり清掃センターの破砕施設でトラブルが起こったというケースも珍しくありません。

 

また、灯油を使用しない電気ストーブでも、乾電池が使われているならそれを抜いておかないと、搬送中に点火してしまう恐れもあります。ストーブを処分に出す前の準備を説明しましょう。

 

灯油を完全に使い切ってから

 

灯油タンクに少しでも灯油が残っているのは危険、完全に燃焼させ使い切ってから処分に出しましょう。使い切るのが難しい、かなり多く灯油が残っているという場合はガソリンスタンドに持ち込む方法もありますし、買い替えた場合なら新しいストーブのタンクに移し使用してください。

 

灯油を下水に流したり一般のゴミ収集に出すことは、危険ですから絶対にやめてください。

 

乾電池を抜く

 

乾電池を使用しているストーブの場合、そのまま乾電池を入れたままで処分に出すと点火してしまう恐れがあります。処分する際は必ず乾電池を抜き、抜いた乾電池は自治体のルールを守って適正に処分してください。

 

 

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売却するならキレイにしておく

 

ゴミとして処分するなら必要ありませんが、可能な限り高く売却したいと思うなら、査定してもらう前や出品する前に汚れを落としキレイにしておきましょう

 

お金を支払う側としては、問題なく使えるものであることはもちろん、見た目も重視するものです。多少古くてもキレイな状態のストーブなら、買い取ってもらえる可能性はあるので面倒がらず手をかけてみてください。

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