大型家具の処分方法をご存知でしょうか。家具の買い替えや引っ越しなどライフスタイルが変わることにより、大型家具の処分をご検討される方もいるかと思います。
しかし、いざ処分しようとなると1人では大変手間がかかったり、場合によってはケガや事故に繋がる可能性もあるため無理は避けたいところです。この記事では、大型家具の処分方法と、手間をかけずに安く処分する方法をご紹介していきます。
目次
大型家具の処分前に注意したいこと
大型家具の処分で注意すべきところは、以下の2点に特に注意しましょう。
ココに注意
- 運び出しの際はケガや事故に十分に注意する
- 解体する際は器具や工具の取り扱いに注意する
大型家具は、サイズが大きく重量もあるため、運び出しする際は十分に注意しましょう。女性の方や、ご高齢の方は、無理をして運び出すのは大変危険ですので、周りに頼れる方や業者の力を借りて、安全第一で処分をしていきましょう。
また、大型家具を解体して処分する場合は、取り扱う器具や工具に十分注意しましょう。
細かく分解することで、無理のない運び出しは可能ではありますが、電動ノコギリなどの工具を使うことによって、ケガや事故につながる恐れがあるので慎重に作業をしましょう。
大型家具の処分方法7つ!手間をなるべくかけない方法も解説
こちらでは、大型家具の処分方法について解説していきます。大型家具を処分する方法は以下の7通りの方法があります。
- 解体が可能であれば、一般ごみで処分する。
- 粗大ごみで処分する
- 買い替え時に家具屋に引き取ってもらう
- 買取専門業者やリサイクルショップなどに引き取ってもらう
- 知人や友人に譲る
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
費用をできる限り安く抑えたい方、少しでもお金に変えたい方、手間をかけずに処分したい方さまざまな方がいらっしゃるかと思います。
それぞれのメリットやデメリットも詳しく解説しますので、ご自身の最適な方法で処分しましょう。
解体が可能であれば、一般ごみで処分する
器具などを使用して大型家具の解体が可能な場合、一般ごみで処分するのがオススメです。メリットは、粗大ごみのように事前の予約不要で直ぐに捨てられる点、ゴミ袋代のみなので金額的に1番安く済む点があります。
デメリットは、解体に手間がかかる点や、器具の取り扱いに慣れてないと解体時にケガのリスクがある点などが挙げられます。
また、解体後は可燃ごみと不燃ごみで、しっかりと分別をするように心がけましょう。
粗大ごみで処分する
家具の運び出しが可能な状況であれば、粗大ごみでの処分が可能です。大型家具の処分では1番オーソドックスな方法でしょう。回収場所まで運べば、あとは自治体が回収してくれるので、比較的手間をかけずに処分ができます。
デメリットは事前予約が必要な点、指定日まで処分ができない点、単身の場合だと運び出しが大変な点などが挙げられます。また、メタルラックなど家具によっては、解体してからの処分が必要なこともあるため、自治体の指示に従い適切に処分を実施しましょう。
一般的な粗大ごみ回収の流れは以下の通りです。
- ウェブまたは電話で自治体の粗大ごみ収集受付窓口で戸別回収の申し込みをする
- 受付番号を控えて、必要な金額分の処理券を郵便局やスーパー、コンビニで購入する
- 受付番号、氏名を処分券に記載したものを家具に貼り付けて収集日に指定場所へ持ち込む
処分にかかる費用は家具の種類や自治体ごとで異なりますが、目安は以下の通りです。
目安
・テーブル 1,000円〜2,000円
・ソファ 800円〜2,000円
・ベッド 1,000円〜2,300円
・タンス 1,000円〜1,500円
買い替え時に家具屋に引き取ってもらう
新しい家具を購入する予定がある場合、家具屋によっては引き取ってもらえることがあります。メリットは、新しい家具の配送と同時に、業者に家具を引き取ってもらえるので手間をかけずに処分が可能です。
また、自分で運び出すこともないため、安全に処分ができます。デメリットは、買い替えと同時でなければ処分ができない点、粗大ごみで捨てる場合より費用が高い点、家具の状態によっては引き取ってもらえないことなどが挙げられます。
家具の回収を行なっている業者は以下の通りです。処分費用の目安も記載いたします。
目安
買取専門業者やリサイクルショップなどに引き取ってもらう
家具の状態が比較的よく、時間に余裕のある方であれば、買取業者やリサイクルショップなどの出張買取での処分が有効です。メリットは、ネットまたは電話から買取の依頼ができるので、店舗への来店不要で手間をかけずに処分ができます。
特に、アンティークやヴィンテージものなら高額買取ものぞめます。また、値段が付かなかった場合でも、無料で引き取ってもらえることもあるので、無駄なく手放せます。
デメリットは、出張費用がかかるケースがある点や、買い取り不可の場合は、他の処分方法を検討する必要がある点などが挙げられます。
知人や友人に譲る
身近に譲れる方がいらっしゃれば、知人や友人などに引き渡すのも有効な手段です。処分を考えてたものが他の方に再度利用してもらえるので、費用をかけずに済むと同時に、受け取った方の役にも立つため両者にとって有益です。
中には業者などに引き取ってもらう場合よりも、手間がかからず済むことも。デメリットは、必要としている相手を探さなくてはならない点や、運び出しが難しいケースもあるため、引き取って貰える人が限られてくる点です。
譲る方向でお考えであれば、身近な方で家具を引き取ってくれる方がいないか、聞いてみるのもいいでしょう。
引っ越し業者に依頼して引き取ってもらう
引っ越しの兼ね合いで、大型家具の処分をご検討されている場合は、引っ越し業者に引き取ってもらう方法が有効です。引っ越し業者に任せれば、引っ越しと同時に処分ができるため、手間をかけずに安全に処分が可能です。
デメリットは、引っ越し費用とは別に、処分の費用がかかる点があります。家具の買取りサービスを行っている業者であれば、引き取った家具に値段が付いた場合、引っ越し費用が安くなることもあります。
一度、複数の業者で家具の引き取りが可能であるのかの確認と、見積もりを取ることをおすすめします。
不用品回収業者に引き取ってもらう
時間に余裕がなく、手間をなるべくかけずに大型家具を処分をしたい方は不用品回収業者への依頼がおすすめです。業者が回収から運搬、処分まで全て引き受けてくれるうえに、家具の分解や運び出しも一切不要なので安全かつ手間がかかりません。
大型家具以外にも処分を検討しているものがあれば、まとめて引き取ってもらうことで、時間や手間を大幅に減らせます。また、都合の良いタイミングで依頼できるので、スケジュール調整の手間もいりません。
デメリットは、出張費や作業費がかかるため高額である点や、無許可で営業したり、相場の倍以上を請求する悪質な業者が存在する点などが挙げられます。住所など身元情報や、口コミや評判のチェック、回収に必要な許可を所持しているか確認をしておくと、悪質な業者に引っかかるケースは少なくなります。
手間をかけずに安く処分したい方にはこれ!
大型家具を手間をかけずに安く処分するには、以下の方法が有効です。
ココがおすすめ
- 買い替え時に家具屋に引き取ってもらう
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
買い替えに伴う処分であれば、搬入時に家具屋に引き取ってもらう方法がいいでしょう。地域や対象の家具など条件付きの所もありますが、AmazonやIKEAで購入する場合は、搬入時に無料で引き取ってくれるので、手間や費用がかからずに済みます。
引っ越しに伴って処分をする場合は、引っ越し業者に引き取ってもらう方法がおすすめです。追加費用は発生しますが、家具や商談によっては費用がかからずに引き取ってもらえるケースもあります。
不要な大型家具、その他にも不用品をまとめて処分したい方は、不用品回収業者に引き取ってもらう方法が有効です。ご自身の都合の良いタイミングでいつでも依頼できるうえに、時間や手間も大幅に減らせるのでおすすめです。