今ではすっかりつま弾くこともなくなったギターを処分してしまいたいが、いつ、どのように処分したらいいのかと迷っている方はいませんか。
しかし、いざ、処分しようと思ってもなかなかいいアイデアが浮かばずに先延ばしている方も多いことでしょう。
不用となったギターの処分方法にはいくつかの方法があります。ここでは、知らないと損!ギターを処分する4つの方法を紹介します。ギターの処分を考えている方がいましたら、処分する際の参考にしてみてください。
目次
ギターを処分するタイミング
ギターを処分するには、タイミングがあります。今はもう弾くこともないが、思い出のつまった愛着のあるギターの処分となると、なかなか思い切れない方もいるでしょう。しかし、弾きもしないギターをいつまでも手元に残していてもなかなか意味を見いだすことはないのではありませんか。
また、手狭な部屋ですと掃除や片付けの邪魔にもなるでしょう。処分は思い切りが必要ですが、タイミングとしては、引っ越しや大掃除、断捨離、部屋の模様替えなどに合わせてやると処分しやすいのではないでしょうか。
そして、処分するという意思が固まったら次のような方法で行ったらいいでしょう。次に、その処分法を4つの例を挙げて紹介します。
処分方法
不用になったギターの処分には次のような方法があります。
自治体で処分
この処分法は、ゴミとして自治体で処分してもらう方法です。
気を付けたいのは、自治体によって、ごみの分類、手続き、手数料などが異なりますので、自治体の関係部署に問い合わせるか、ホームページを検索して正確な情報を得ましょう。
自治体では次のような方法により処分を行います。
一般のゴミの扱い
一般のゴミとして、自治体がゴミ収集車で収集してくれます。危険物などの扱いとしてではなく、ゴミ収集日に一般ゴミとして収集してくれますが、この方法で収集しない自治体もあります。
処理場まで持ち込む
この処分法は、ゴミ処理場まで自分で持ち込む方法です。処理費用として手数料が発生します。持ち込む場合は、自治体にあるゴミ受付センターに事前に予約を入れるなどの手続きが必要です。
引き取りに来てくれる
一般ゴミと一緒に捨てられないときは、粗大ごみとして家まで引き取りに来てくれる自治体もあります。机やタンスなど粗大ゴミを引き取りにきてもらうついでに、ギターも一緒に引き取って処分してもらうこともできます。
ただし、手数料が発生します。
メリット・デメリット
自治体での処分には、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
処分が簡単で、的確に対応してもらえることが最大のメリットです。また、引き取りが可能な自治体もあり、手数料も安価で一般の業者よりも信頼性が高いです。
デメリット
ゴミの出し方にも細かい取り決めがあります。ゴミの搬入や引き取りのための日時の調整や手続きをしなければなりません。また、安価であっても手数料が発生します。
搬入や引き取りは、休日や祭日は取り扱わない自治体が多いです。
不用品回収業者に依頼する
この方法は、専門の不用品回収業者に不用品の回収、処分を依頼する方法です。気を付けたいのは、不用品回収業者が信頼できる安心で安全な回収業者であるかどうかです。なかには、法外な料金を請求するなど悪質な業者もいます。
処分の依頼は、次のような方法で行います。
電話やネットで依頼する
タウンページで調べて、直接、電話で不用品の回収、引き取りを依頼します。また、ネットから回収業者を検索して見つけて依頼もできますが、ネットを通じて依頼した場合でも、後で電話での問い合わせも必要です。
回収、引き取りは自宅訪問が基本です。
呼び込み業者に依頼する
軽トラなどで、街中を旋回しながら不用品の回収や引き取りを呼びこみする業者もいます。このような、業者は電気製品や自転車、タイヤなど不用品といったものを中心に、家庭で不用になったギターや玩具なども回収し引き取ってくれます。また、クーラーなどの取り外し、回収も行ってくれます。
もちろん、料金は発生します。
メリット・デメリット
不用品回収業者のメリット・デメリットには次のようなものがあります。
メリット
申し込みや手続きが簡単にできるのが大きなメリットです。
依頼者の都合に合わせて、業者が訪問し不用品を回収、引き取りしてくれるので時間的なロスが少なくて済みます。また、自治体と異なって、不用品の回収、引き取りについて細かい取り決めがなく、現物をそのまま回収、引き取りれをしてもらえます。
ギターなど単体でも、他の不用品と抱き合わせでも処分が可能です。
デメリット
回収や引き取りを法外な料金で請求する場合があります。
また、無許可で営業をしているなど、悪質な業者もいて、回収、引き取った不用品を河川や山奥などに不法投棄するような業者もいます。信頼性や安全性にかける業者もいることが大きなデメリットといえます。
買取業者を利用する
古いギターでも、目立ったキズや破損のないものは業者が買い取ってくれることもありますから、相談してみましょう。特に、有名メーカーのギターや希少価値のある人気ギターは、高い価格で買い取ってもらえる可能性もあります。
業者に持ち込んで買い取ってもらう
ギターなど弦楽器を専門で扱う業者は、都会に多いですが地方にも同じような買い取り業者も存在しています。近くに、買取業者がいたら買い取りを相談してみましょう。
買取は、できなくても無料で引き取ってくれる業者もいます。処分料金がかかることを考えれば、無料にて引き取ってもらえれば余計な処分費用をかけないですみます。
宅配買い取りを利用する
楽器の買取サイトを利用すれば、不用になったギターでも宅配、出張での買取を行ってくれる業者もいます。特に、地方で暮らしている方にとっては宅配買取は便利でしょう。楽器の買取サイトは、全国に対応しておりインターネットでの申し込みや電話で申し込みさえすれば、ギターを業者へ配送できます。
手数料や送料もかからないのが一般的ですので利用価値はあります。配送後の査定もスムーズに行われ、査定価格が決まれば支払いも振り込みで行われるので安心です。
メリット・デメリット
買取業者によるメリット・デメリットには次のようなものがあります。
メリット
ギターの処分には、料金が発生するのが一般的ですが、買取業者に買取を依頼すれば、有料で買い取ってもらえる可能性が高いです。
手続きは、簡単で査定から金額も短時間で決まることが多く、支払いも現金払いや振り込みによってスムーズに行われます。買取ができない場合でも、処分を依頼すれば料金はかからないので安心して利用できます。
デメリット
買取業者は都会には多いが地方では少なくサービスを利用できないことがあります。
買取価格は、業者側の言い値で決まり、両方に価格差が生じることは多いです。また、業者の中には、悪質な業者もおり信用性にかけることもあります。
フリマアプリやネットオークションを利用する
ギターの買い手を探したい場合は、フリマアプリやネットオークションを利用するのも、処分のためのよい方法です。ただ、フリマアプリやネットオークションでは、現物を出品するまで時間がかかります。
出品しても、買い手が付かないといつまでも売れ残ってしまうということも十分に考えられます。売れた後の、梱包や配送にも注意が必要です。
メリット・デメリット
フリマアプリやネットオークションには次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
出品し、買い手が付けば料金を手にできる。ネットを利用した出品なので、全国のどこからでも出品できる。
デメリット
買い手が付くまで時間がかかります。買い手が付かないと売れ残りの状態が長く続く可能性が高いです。ライバルとなる出品が多く、買い手側の選択肢が広い分、売り手側にはウィークとなり、売値を下げなければ売れ残る。
ギターの処分は本人次第
弾かなくなったギターの処分方法について、4つの例を挙げて紹介してきましたが、最終的な判断は本人次第です。ただ、本人が処分の意向があり、緊急での処分を望むのであれば不用品として自治体で処分してもらったり、不用品回収業者に依頼するのがよりよい方法でしょう。
一方で、緊急性がなく、売れるものなら、売ってしまおうと考えているならば買取業者やネットオークションに出品するなどの方法を考えてもいいでしょう。
不用になったギターを、どうするのかは本人の決断次第というのが結論のような気がします。
まとめ
今回は、今では弾くこともなくなった思い出の深いギターの処分を考えている方への、処分方法として例を挙げて紹介してきましたがお役に立ったでしょうか。
ギターの処分方法については、これ以外の方法もあると考えます。たとえば、ギターがほしいと言う方に無償で譲渡するのもいいでしょう。
自分でどのように行えばよいのかよく考えて処分してみてはどうでしょうか。