食器乾燥機は、台所の便利な家電の1つですが、故障したり買い替えたりするときには、どのように処分すればよいのでしょうか。この記事では、食器乾燥機の処分方法について、詳しく解説します。
食器乾燥機を捨てるときに知っておきたいポイントや、手軽に安心して売却する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
食器乾燥機をゴミとして処分するには?
食器乾燥機のようなサイズの家電は、ゴミの分類が何になるのか分かりづらいことがあります。以下では食器乾燥機をゴミとして処分する場合の方法を解説します。
食器乾燥機は粗大ゴミになるのか?
食器乾燥機の処分方法について、まずは、粗大ゴミになるのかどうかを見てみましょう。粗大ゴミとは、一般的には長さが30センチメートル以上のものや重さが10キログラム以上のものを指します。
食器乾燥機は、この基準に当てはまることが多いため粗大ゴミとして扱われることが一般的です。
食器乾燥機の種類や大きさと粗大ゴミについて
一般的に食器乾燥機の重さやサイズは、製品によって異なります。食器乾燥機には、レギュラーやスリム、プチ、パーソナルなどのタイプがあります。
タイプ | 食器点数 | 本体外形寸法 (幅✕奥行✕高さ) (単位:センチメートル) |
製品質量 |
---|---|---|---|
レギュラー | 40点程度 | 55✕34✕60 | 約20キログラム |
スリム | 24点程度 | 55✕29~34✕50~60 | 約16~19キログラム |
プチ | 18点程度 | 47✕30✕46 | 約12キログラム |
パーソナル | 6点程度 | 31✕23✕44 | 約7.5キログラム |
(参考引用元:https://panasonic.jp/dish/comparison.html)
(参考引用元:https://panasonic.jp/dish/p-db/NP-TCR4_spec.html)
上記の通り、食器乾燥機によっては、サイズや重さが小さいものもあります。その場合は粗大ゴミではなく、小型家電などの一般ゴミとして出すことができるかもしれません。
粗大ゴミとして出す場合は、自治体によって申し込み方法や料金が異なるため、事前に確認しておく必要があります。
一般ゴミとして出す場合は、分別や袋詰めなどのルールに従ってください。食器乾燥機の処分方法は、製品によって異なることがあるため注意してください。
食器乾燥機を粗大ゴミとして出すときのポイント
食器乾燥機を粗大ゴミとして出すときには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、食器乾燥機の電源を切って、コンセントを抜いてください。これは、食器乾燥機が発火したり、ショートしたりするのを防ぐためです。
次に、食器乾燥機内部に水が残っていないか確認してください。水が残っていると食器乾燥機が重くなったり、水が漏れたりする可能性があります。水を抜くには、排水口からバケツやホースなどで水を排出させる方法があります。
また、食器乾燥機に「乾燥」のみのモードがある場合は、それを選択して運転することで、庫内の水を排水することができます。食器乾燥機のドアやフィルターなどの部品は、外せるものは外してください。部品は別々に袋詰めして、自治体の処分方法に従って粗大ゴミシールや受付番号などを貼り付けてください。
食器乾燥機本体も同様に、粗大ゴミシールや受付番号などを貼り付けましょう。これらのポイントを守ることで、食器乾燥機を安全に処分することができます。
新しい食器乾燥機の購入時に引き取ってもらうことも!?
食器乾燥機は、家電販売店などで買い替える際に、壊れてしまったり古くなったりしたものを引き取ってもらえることもあります。その際の手順は以下の通りです。
1.新しい食器乾燥機を選ぶ
ショップのスタッフに相談して、自分の家のサイズや予算に合ったものを探します。
2.処分したい食器乾燥機の引き取りを依頼する
家電量販店によっては、新品と交換するときに無料で引き取ってくれる場合があります。そうでない場合は、別途料金がかかることがあります。
引き取りの日時や条件、以下のようなサービス内容があるか必ず確認しておきましょう。
サービス内容
- 配送日と時間帯の連絡がいつあるのか
- 処分する食器乾燥機は配送スタッフが回収するのか、回収スタッフが別で来るのか
- 新しい食器乾燥機の設置は配送スタッフがしてくれるのか
- 新しい食器乾燥機の動作確認はしてもらえるのか
3.処分したい食器乾燥機の処分手数料や新しい食器乾燥機の代金を支払う
支払い方法は、現金やクレジットカードなどがあります。レシートや保証書は故障または破損したときに必要になるので、保証期間内は保管しておくようにしましょう。
以上が食器乾燥機を家電量販店などで購入することで、処分したい食器乾燥機を引き取っててもらう手順です。
食器乾燥機を売却する方法
食器乾燥機を処分するときには、粗大ゴミとして出すまたは家電量販店に引き取ってもらう方法だけではありません。もし、食器乾燥機がまだ使える状態であれば、リサイクルショップやオークションサイトなどに売却する方法もあります。
1.オークションサイトを利用する
食器乾燥機をインターネットでオークションサイトに出品して、入札者と値段を交渉することができます。
2.リサイクルショップを利用する
食器乾燥機を店舗に持ち込んだり郵送したりして、現金で買い取ってもらうことができます。
どちらの方法も、食器乾燥機の型番や年式、動作状況などを正確に記載することが重要です。
売却するメリットとデメリット
売却するメリットは、食器乾燥機の処分料金を支払うことなく、逆に売却した分が収入になることです。また、再利用されることで環境にとっても良いと言えます。
一方、デメリットとしてリサイクルショップで思うような値段で買い取ってもらえなかったり、買い取りを拒否されたりすることがあります。買い取ってもらえないと、リサイクルショップまで持ち込んだ分の労力が無駄になる可能性があります。
オークションサイトでは、なかなか買い手がつかなかったり、梱包や配送に手間がかかったりすることがあります。メリットとデメリットをよく考えて、売却する方法もぜひ検討してみてください。
食器乾燥機を売却する際のおすすめのリサイクルショップとは?
食器乾燥機を売却する際のおすすめのリサイクルショップは、以下の3店舗です。
1.高く売れるドットコム
全国対応の総合ネット買取サービスで、電話やインターネットで事前査定ができます。
店頭買取や出張買取もあります。
2.トレジャーファクトリー
全国100店舗以上の大型総合リサイクルショップで、食洗機の買い取りに力を入れています。引っ越しと不用品の買取処分をワンストップで提供しています。
3.リサイクルショップ24h
業界No.1の買取価格で食洗機を買い取ってくれるサービスです。家庭用の据置型はもちろん、ビルトイン型や業務用など大型・小型に関わらず対応しています。
食洗機を売却する際は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
食器乾燥機の処分の方法は以下の通りです。
ココがポイント
- 一般的な大きさの場合は自治体の指示に従って粗大ゴミとして処分する
- 一般ゴミとして出す場合も、自治体の処分方法に従って処分する
- 買い替えるなら、お店で処分したい食器乾燥機を引き取ってもらえるか相談する
- まだ使える状態なら、リサイクルショップやオークションサイトで売却する
食器乾燥機の処分について、いろいろな方法を紹介しました。
まずは自分の状況に合わせて、最適な処分方法を選ぶことが大切です。