観葉植物の処分で困っている人が、多いのではないでしょうか。植木鉢、土、枯れた植物などに分類をしてから、処分方法を考える必要があります。不法投棄などのトラブルを避けるために、記事を書かせて頂きました。
記事を読んで頂くことで、最適な処分方法を選んで頂けます。
目次
観葉植物は処分に困るもののひとつです
観葉植物は鮮やかなグリーンの葉が特徴で、室内に飾ると心身を癒す効果があります。新築祝い、結婚祝い、引っ越し祝いなどで頂いたり、自分で購入することが多いですが、処分に困ってしまう人が多いのではないでしょうか。
観葉植物に入っている土は、自治体などでは回収をしていないため、ゴミとして出すことはできません。河川敷や公園などに土を捨てることを許可してしまうと、業者が大量に土を処分してしまい、豪雨や台風などに土砂災害などの被害をもたらすことがあります。
土の処分で困っている場合は、植物を購入した販売店、不用品回収専門業者に相談しましょう。
植木鉢などの容器は、自治体で回収することができる
観葉植物は豊富な種類、サイズ、大きさなどがありますが、ほとんどの場合は植木鉢などの容器に入っています。容器の種類によっては不燃ゴミ、可燃ゴミなどで処分ができるため、使用している素材を確認すると良いでしょう。
自治体では不燃ゴミとして処分ができるサイズ、大きさなどに決まりがあることが多いです。事前に広報や自治体の公式サイトなどで、確認をしてから処分をしましょう。
燃える素材の容器は可燃ゴミで処分ができる
観葉植物を入れている容器は、紙製、木製などの燃える素材であれば可燃ゴミとして処分ができます。自治体の可燃ゴミの日は、指定の日時、回収場所などが決まっているため、決まりやマナーを守って処分をしましょう。
自治体の可燃ゴミ専用の袋に入れて、指定の場所に置いておくことで回収、処分をしてもらえます。
可燃ゴミの袋代だけで処分ができるため、費用を抑えて観葉植物の容器を捨てることができます。
小さいサイズの容器、植木鉢は不燃ゴミになります
アパートやマンションなどの狭い部屋では、ミニサイズ、ミディアムサイズの観葉植物が人気が高いです。場所を取らずに置くことができますが、植物が枯れてしまうと容器の処分で困ることがあります。
燃えない素材の容器、植木鉢であれば、不燃ゴミとして自治体に処分をしてもらうことができます。
指定の日時、回収場所に燃えないゴミの袋に入れて、置いておくと回収してもらえます。
大きいサイズの容器、植木鉢は粗大ゴミになります
昇進祝い、新築祝い、引っ越し祝いなどでは、豪華で大きいサイズの観葉植物を頂くことがあります。サイズの大きい観葉植物は、植木鉢、容器などが大きく、重量があるため、不燃ゴミでは回収できないことが多いです。
自治体の粗大ゴミ回収は予約が必要なので、事前に電話やメールなどで申し込みをしておきましょう。粗大ゴミ回収シールを購入しておき、植木鉢、容器などに貼ってから指定の場所に置いておくと回収してもらえます。
自分で回収場所に持っていく手間や労力が必要です。
植木鉢、容器を捨てる前にきれいに洗っておく
観葉植物を育てるためには、土は欠かせませんが、自治体では土は回収することはできません。植木鉢、容器を捨てる前に土は分別をしておき、植木鉢や容器などはきれいに洗っておきましょう。
自治体によっても、粗大ゴミ、不燃ゴミの規定のサイズが違っているため、事前に確認をしておくことが大事です。
不燃ゴミ、可燃ゴミの場合は、袋代だけなので費用を抑えて処分ができます。
粗大ゴミは利用できる日が決まっている
仕事や家事、育児などで忙しい人は、自治体の粗大ゴミ回収日は決まっているため、利用できないことが少なくありません。
自分の都合の良い日を選ぶことができない、自分で収集場所に運搬をする必要があります。
植木鉢や容器はもちろんですが、土や他のゴミを処分したい場合は、不用品回収専門業者に依頼すると良いでしょう。不用品回収専門業者は土の回収なども行っている所が多いので、処分に困っている人は電話やメールで相談することが大事です。
欲しい人に観葉植物を譲る方法
誕生日や記念日などに素敵な観葉植物を頂いたけれど、仕事や育児などが忙しく、植物の世話ができない人が少なくありません。アレルギー体質などで植物が苦手な人も存在するため、処分に困っている場合は人に譲る方法があります。
観葉植物が好き、興味関心を持っている友人、知人、家族などに譲ってあげると、受け取った人がとても喜んでくれます。植物の状態が良い場合は、欲しい人に育ててもらうことで処分をする方法を考えずに済みます。
植物の葉や茎などは可燃ゴミで処分できる
観葉植物は切り花に比べると、長く楽しめるのが魅力ですが、病気に罹ったり、水やりを怠ってしまい枯れてしまうことがあります。
枯れた観葉植物の処分で困っている人が多いですが、葉や茎、枝などは可燃ゴミとして処分ができます。
植物の葉や茎、枝などを小さく切っておき、可燃ゴミの袋に入れて収集場所に置いておくと良いでしょう。
可燃ゴミは回収時間が決まっているため、遅れないようにマナーを守る事が大事です。
袋代だけなので、費用を抑えて処分ができます。
大きい葉や茎などは粗大ゴミとして処分する
小さい葉や茎などは、可燃ゴミの袋に入れて処分をすることができます。長い間育ててきた観葉植物は、枝や葉、茎などが大きく成長しており、可燃ゴミの袋に入らないことがあります。
住んでいる地域の自治体によっても、多少は違いますが、サイズの大きい葉や茎などは粗大ゴミとして処分をすることができます。
住んでいる地域によっては、少量であれば土がついていても処分ができるケースがあります。
トラブルになるのを避けるために、事前に電話やメールなどで確認しましょう。
他人の土地、公園、河川敷などに土を捨ててはいけない
観葉植物は処分に困るものに分類されており、土の処分についてはルールや決まりを守ることが大事です。他人の土地や公園、河川敷などに土を捨ててしまうと、不法投棄になってしまうので絶対に避けましょう。
近隣とのトラブルの原因になったり、警察沙汰になってしまう可能性があるため、土を捨てないことが大事です。
少量の土であれば自分の庭、畑などに捨てるようにして、大量に出た時は不用品回収専門業者、販売店などに相談しましょう。
不用品回収専門業者に処分を依頼する
観葉植物が枯れてしまった時は、土と容器、枯れた植物などを分別しておきましょう。不用品回収専門業者は大量に観葉植物が不要になった時でも、短期間で回収、処分、廃棄をしてくれるので便利です。
土の処分に困っている場合は、電話やメールなどで相談をすると回収をしてくれることが多いです。
一部には悪徳業者が存在するため、トラブルを避けるために信頼できる専門業者に依頼する必要があります。
不法投棄のトラブルに巻き込まれたり、高額な処分代を請求されることがあるため、注意をしましょう。
地域に密着した優良な専門業者に処分を依頼する
地域に密着しており、資格を取得したスタッフが在籍をしている不用品回収専門業者に依頼しましょう。処分に困る土の回収、植木鉢、容器の素材を問わずに回収してくれるため、急いで処分をしたい人にお勧めです。
大量に観葉植物が不要になった時、粗大ゴミ回収を利用するのが難しい人などにお勧めです。
年末年始、お盆休み、連休などにも対応をしている所が多いため、一連の作業をすべてスタッフが担当します。
多少は料金が高くなりますが、手間や時間を節約できるのが良い点です。
販売店のスタッフに相談する
観葉植物の土、植木鉢、容器、枯れた植物の処分で、困った時は販売店のスタッフに電話やメールで相談をしましょう。
不要になった土、植木鉢、容器、植物などの回収、処分に対応をしてくれることが多いです。
重量や大きさのある植木鉢、容器などの処分で困っている場合は、電話で申し込んでおくと希望の日時にスタッフが訪問をします。販売店のスタッフは、不用品の回収、処分をしてくれる所が増えています。
まとめ
観葉植物は癒しを与えてくれたり、お祝いなどで頂くことがありますが、処分に困るもののひとつです。
特に土の処分の方法は、厳しい決まり、ルールなどがあるため、適正な方法で処分をしないと不法投棄、近隣トラブルの原因になってしまいます。
植木鉢、容器、枯れた植物などは、素材や大きさによって自治体の処分方法が違ってきます。燃える素材のものは可燃ゴミ、燃えない素材のもの、大きさのあるものは不燃ゴミ、粗大ゴミなどに分類されます。
販売店に不要になったものの回収、処分を依頼したり、欲しい人に譲る方法もあります。