高性能なロボット掃除機として人気の高いiRobot社のルンバ。便利で使い勝手が良く、可愛らしいデザインが魅力的な商品ですが、故障や買い替えなどにより、どのように処分すべきかお困りの方もいるのではないでしょうか。
この記事ではルンバの処分方法について詳しく解説します。ケースごとに有効な処分の仕方も詳しく解説しておりますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
ルンバは粗大ゴミで処分が可能
結論から言いますと、ルンバは粗大ゴミでの処分が可能です。モデルにもよりますが、30cmを超えるものの場合、基本的に粗大ゴミで捨てることができます。
多くの自治体では事前の予約が必要になるため、回収日や申し込みの受付期間を確認しておくと、スムーズです。
一般的な処分の流れは、以下の通りです。
- ウェブもしくは電話で、粗大ごみ受付窓口に粗大ゴミ回収の申し込みをする
- 指定された金額の処理券をコンビニや郵便局などで購入する
- 処理券をルンバに貼り、回収日に収集場所に出す。
処分費用はだいたい200円〜400円程です。
粗大ゴミ以外でルンバを処分する方法5選
粗大ゴミで処分する以外にも、ルンバは以下の6つ方法で処分が可能です。
- 不燃ゴミで処分する
- 家電量販店で引き取ってもらう
- リサイクルショップで売る
- メルカリやオークションなどで売る
- 知人や友人などの身近な人に譲る
- 不用品回収業者に依頼して処分する
どんな方が各処分方法に適しているのかケースごとに解説します。
自分に合った最適な方法を選択していきましょう。
不燃ゴミとして処分する
費用を最低限に抑えたい方は、不燃ゴミでの処分を検討すると良いでしょう。一般的にルンバは、粗大ゴミでの処分がほとんどですが、自治体によっては、不燃ゴミとして捨てられるところもあります。その場合、ゴミ袋代のみで捨てられるので、格安での処分が可能です。
注意すべき点は、付属のバッテリーは、処分の対象外である点です。なので、本体とバッテリーは別々にして処分する必要があります。バッテリーは、各自治体のスーパーや市役所などに設置されている「小型家電回収ボックス」で処分が可能です。もしくは「リサイクル協力店」で回収をしてもらえます。
最寄りのリサイクル協力店は、JBRCのサイトから検索できます。
家電量販店で引き取ってもらう
新しい型に買い替えるうえで処分を検討されている場合、近くに家電量販店がある場合は、家電量販店で引き取ってもらうことが可能です。買い替えの場合は、下取りにより購入価格を安くできるので、積極的に活用すると良いでしょう。
新しいルンバの購入価格が抑えられるうえに、買い替えと同時に捨てられるので、手軽に処分が可能です。また、有料での引き取りもできます。基本的には、店頭に持ち込んでの引き取りになりますが、お店によっては、出張回収を実施しているところもあるので、確認すると良いでしょう。
回収にかかる費用はおおよそ550円〜3300円程度で、粗大ゴミでの処分より費用が高い傾向にありますが、事前予約しなくても処分ができるので、自身の好きなタイミングで処分ができます。
リサイクルショップで売る
状態も良好で、傷や汚れがなければ、リサイクルショップに売るのもおすすめです。手軽にお金に換えたい方におすすめの方法です。中古市場でも人気の高い「ルンバ」はリサイクルショップでも高く売れる傾向にあります。
最新モデルや使用頻度の少ないルンバであれば、さらに高値での買取が期待できます。
メルカリやオークションなどで売る
ルンバの状態が良く、まだ使用できる場合はメルカリなどのフリマアプリや、オークションで売る方法がおすすめです。出品から売却するまでの手間や、購入者が現れるまで処分ができない点は難点ですが、自分の納得のいく値段で手放すことができる点が最大のメリットです。
ルンバはブランドとしても確立されているので、中古市場でもかなり人気があります。特に、あまり使っていないものや、状態が良くてまだ利用できるものであれば、高値での売却が可能です。
また、ジャンク品(故障しているもの)でも売れるケースがあるので、一度フリマアプリやオークションでチェックしてみるのも良いでしょう。
知人や友人などの身近な人に譲る
まだ使用できるルンバで、ゴミとして捨てるにはもったいないとお考えであれば知人や友人などに譲るのも一つの手段です。
譲る側は費用をかけずに処分ができ、譲り受ける側は購入費用を抑えることができます。知人や友人にルンバを必要としている方がいないか一度相談してみると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼して処分する
ルンバ以外にもまとめて処分をしたいものがある方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。他の処分方法と比較すると、費用が高くなる傾向にありますが、業者に全て任せられるので効率よく処分ができます。粗大ごみのように、回収日まで待つ必要はなく、不燃ごみのように、バッテリーを取り外さなくてもいいので、気兼ねなく処分が可能です。
さらに、不要なものも一括して処分ができるので時間と手間を大幅に削減できます。
処分にかかる費用は、基本料金3000円〜5000円+ルンバの回収料です。
単体だと割高ですが、各業者の詰め放題プランを利用することで費用が節約できます。
ルンバのバッテリー処分における注意点
ルンバのバッテリーは小型式充電池にあたるため、適切な回収が必要です。
一般ごみや不燃ごみとして誤って捨ててしまったり、適切な分別をしないとバッテリーが発火し、ごみ収集車やごみ処理施設などで火災事故が発生する恐れがあります。
ルンバのバッテリーを処分する場合、端子部分をビニールテープで固定してしっかりと絶縁した後、各自治体のスーパーや市役所などに設置されている「小型家電回収ボックス」、もしくは「リサイクル協力店」を利用するようにしましょう。
まとめ
ルンバは粗大ごみでの処分が可能ですが、状態が良好でまだ使用できる状態であれば、リサイクルショップやメルカリなどでの売却をおすすめします。時間に余裕がある方は、積極的に売却する方向で検討すると良いでしょう。
不燃ごみで捨てる場合、本体とバッテリーは必ず分別して捨てる必要があります。誤って一般ごみや不燃ごみで処分に出してしまうと、ごみ収集車やごみ処理施設の火災事故につながる可能性があります。付属のバッテリーは端子部分をビニールテープで絶縁して、自治体に設置されている「小型家電回収ボックス」もしくは、「リサイクル協力店」を活用しリサイクルを徹底しましょう。
ルンバ以外にも不要なものをまとめて処分する場合は、不用品回収業者の利用を推奨します。時間や手間もかけずに非常に効率よく処分ができるので、他のことに時間や労力を回すことが可能です。
今回紹介したそれぞれの処分方法の特徴をしっかり理解して、最適な方法で処分をしていきましょう。