- 「引っ越しのタイミングでいらない家具を処分したい。」
- 「大型の家具を処分したいけど、どのように処分すべきか」
子どもの独立・引っ越し・家具の買い替えなど多様なライフサイクルの中で、誰もが一度は経験する家具の処分。特に大型の家具は自力で運ぶのが難しいものもあるため、処分にお悩みの方も多いかと思います。
この記事では家具をお得に処分する方法と、賢くお得に捨てるためのポイントを詳しく解説します。
本記事を読むことにより、家具の大きさに関係なく最適な処分方法を知ることができ、その後の時間も効率的に活用できます。お急ぎの方にも役立つ手法を紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
家具を処分する前に大切なこと
大型家具などを処分する場合、処分する前からの段取りが重要です。スムーズな処分・快く処分するためにも、以下のポイントを意識しておきましょう。
- 処分の方法をあらかじめ決めておく
- あらかじめ家具は掃除しておく
処分の方法をあらかじめ決めておく
引っ越しなどで家具を処分する場合は、あらかじめ処分方法を決めておくとスムーズでしょう。大型家具の処分は、サイズも大きく重量もあることから、運び出しが困難なことがあります。
解体する必要があるのか、業者に頼むべきなのか、事前に検討しておきましょう。売却を検討している場合は、高値での売却を目指すために、複数の業者で見積もりを取ることが大切です。また、フリマアプリで出品を考えている場合は、写真撮影や説明文の作成などの準備が大切です。
粗大ごみとして処分を考えている場合は、事前に申し込みが必要です。処分までに最長で1ヶ月程かかることもあるため、早めに手続きをしましょう。
あらかじめ家具は掃除しておく
売却や誰かに譲ることを考えている場合、、家具は事前に掃除しておくようにしましょう。
購入者や・譲り受ける側としても、汚れている家具は望ましくありません。少しでも高く買い取ってもらうため、快く相手に引き取ってもらうためにも、あらかじめ家具はきれいにしておくことが大切です。
家具を処分する方法は?賢くお得に処分する方法!
家具の処分をする際に、多くの方が特に困るのが大型家具の処分でしょう。
損をしないためにも、賢くお得に処分する方法をご紹介します。
個々の状況によって最適な処分方法は異なりますが、主に以下の8つ処分方法を押さえておくと良いでしょう。
- 一般ごみ・粗大ごみで処分する
- 自治体のごみ処理場に持ち込んで処分する
- 知人や友人に譲る
- 買い替え時の下取りに出して処分する
- 引っ越し業者に引き取ってもらい処分する
- リサイクルショップなどの買取業者に売却する
- フリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に依頼して処分する
順に解説します。
一般ごみ・粗大ごみで処分する
家具の状態が悪く、時間に余裕がある方・費用を安く抑えたい方は、一般ごみ・粗大ごみでの回収がおすすめです。一般的に、一辺の長さが30cmを下回る場合が一般ごみ、30cmを超える場合が粗大ごみと区別されます。
解体に慣れている方であれば、スチールラックや収納などの大型家具でも、細かく分解することで一般ごみとして処分が可能です。解体時のケガなどには十分な注意が必要ですが、持ち運びの手間が省けるうえに、費用を格安で抑えられます。
多くの自治体では、粗大ごみとして処分をする場合、事前の申し込みが必要になります。粗大ごみの処分は以下の流れで行います。
- ホームページか電話で、自治体の粗大ごみ受付窓口で回収の申し込みをする。
- 必要な金額分の処理券をコンビニなどで購入する。
- 処理券を家具に貼り付けて指定日に回収場所に出す。
自治体のごみ処理場に持ち込んで処分する
粗大ごみの回収日まで待てない方・費用を安く抑えたい方は、自治体が指定するごみ処理場へ直接持ち込む方法が有効です。持ち運ぶ手間はありますが、基本的にいつでも持ち込めるため、手軽に処分が可能です。
運び出しが可能な状況であれば、不要なものをまとめて処分ができるうえに、粗大ごみの回収費用よりも節約できます。ただし、事前に予約が必要な場合があるので、自治体のホームページや電話で確認をとるようにしましょう。
知人や友人に譲る
思い入れのある家具であれば、処分するのも心苦しいかと思います。
もし、家具がまだ使える状態であれば、知人や友人に譲ることも一つの手段です。
費用をかけずに家具を手放せて、譲った方の役にも立つでしょう。大切にしていた家具が、自分の大切な人に引き継がれることで、悔やむことなく処分ができます。
買い替え時の下取りに出して処分する
家具の買い替えに伴い処分を検討されている方は、下取りに出して処分するのも一つの手段です。具体的には、以下のお店が家具の下取りを実施しています。
下取り
- ニトリ
- 大塚家具
- 無印用品
回収が可能な家具・回収にかかる費用は店舗によって異なるので、あらかじめホームページなどで確認をとることをおすすめします。
引っ越し業者に引き取ってもらい処分する
引っ越しに伴い、家具の処分をご検討されている方は、引っ越し業者に引き取ってもらう方法がおすすめです。引っ越しと同時に処分ができるので、家具を自分で持ち運ぶ必要はありません。
引っ越し費用とは別に、処分費用がかかる場合がありますが、家具の買取りで値段がつけば、引っ越し費用を抑えることも可能です。
複数の業者で、家具の引き取りが可能かどうかの確認と、見積もりを取ることをおすすめします。確実に家具の回収が可能になり、引っ越し費用も抑えられます。
リサイクルショップなどの買取業者に売却する
家具の状態も良好で、傷や汚れがなければ、リサイクルショップなどの買取業者に売却するのも一つの手段でしょう。
処分に手間をかけたくないけど、手軽にお金に換えたい方におすすめの方法です。
特に、有名ブランド・人気のある家具であれば、値段が高くつくことも十分にあります。大型家具は持ち込みが大変ですので、出張買取を行っている業者に依頼するのが良いでしょう。
複数の業者で査定金額の見積もりを取ることで、少しでも高く売ることも可能です。
フリマアプリやオークションで売却する
手間がかかっても可能な限り高く売りたい場合は、フリマアプリやオークションでの売却が有効な方法でしょう。
出品・発送の手配を自身で行う必要がある点や、購入者が現われるまで処分ができないデメリットはありますが、値段を自由に決められるので、納得のいく金額で売ることが可能です。
特に、有名ブランド・人気の家具・比較的新しい家具などであれば、高値で取引ができます。また、傷や汚れがあっても需要の高いものであれば、購入されるケースはあるので積極的に活用すると良いでしょう。
不用品回収業者を利用して処分する
処分に時間をかけられない方や、引っ越しや大掃除などで家具をまとめて処分したい方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。他の処分方法と比較すると費用は高くなる傾向がありますが、業者が運搬から処分までを一貫して行うので大幅に手間が省けます。
業者の中には、家具の買取サービスを行っているところもあるので、あらかじめ確認しておくと有効に処分ができます。
不用品回収業者への依頼時に注意しておきたいこと
不用品回収業者は、最短で即日対応してくれるうえに、慣れてない方や時間のない方にも利便性が高いです。ただし、悪質な業者も存在するので、慎重な業者選びが大切です。
悪質な業者に引っかからないためにも、以下のポイントを確かめておきましょう。
ココがポイント
- 業者の身元を確認する
- 業者の口コミをネットで検索する
- 回収の費用が適切なのか確認する
- 複数者で見積もりをとる
まとめ
今回は不要になった家具の処分方法について解説いたしました。
大型の家具を処分する場合は、早めに処分方法を考えておくことでスムーズに処分ができます。
売却するのか、ごみとして処分するのかは、自身の状況に合った最適な方法を選んでいくのが良いでしょう。そのためには、費用と手間のバランスを意識することが大切です。費用を節約することばかりに気を取られて、手間がかかり過ぎてしまっては、非効率で好ましくありません。
また、不用品回収業者を利用する際は、悪質な業者に引っかからないためにも、身元の確認や口コミの確認をしましょう。