八潮市にお住いの人で、粗大ごみの出し方や手順がわからないと悩んでいる人はいませんか。初めて粗大ごみを出す人は、自治体のルールが知りたいことでしょう。まずは捨てたいものが粗大ごみに該当するのかを調べるべきです。
そこで今回は「八潮市の粗大ごみの出し方や手順」を解説します。手数料やお得な方法と合わせて参考にしてください。
目次
八潮市の自治体が定める粗大ごみとは
八潮市は、家庭からでた次の条件を満たす不要物を粗大ごみとして扱っています。
条件
- 1辺の長さが1m以上
- 重さが10㎏以上
- 上記のどちらかを満たすもの
上記を満たしていない不要物は、「燃えるごみ」「燃えないごみ・有害ごみ」「資源ごみ」「ペットボトル」に分類します。八潮市は有料ゴミ袋ではなく45ℓの透明な袋でゴミを回収するので、手数料のかかる粗大ごみではない方法で出す方がお得です。
布団も45ℓの袋に入れれば燃えるごみとして出せます。入らなければ粗大ごみです。可燃性のじゅうたんやマットレスも、ヒモで縛り50㎝未満にできるものは燃えるごみとしてだせます。粗大ごみとして出さない工夫をし、お得にごみを排出しましょう。
八潮市は、他の自治体では粗大ごみとして扱うものも、不燃ごみとして扱うケースが多いです。折りたたみいすや幼児用自転車も、上記を満たさなければすべて燃えないごみで処理されます。
ただし自治体で回収できない不要物もあるので注意をしましょう。
八潮市が粗大ごみとして収集しないものの出し方や手順
次の不要物は自治体で回収をしていません。粗大ごみとしても扱われないので注意をしましょう。
ココに注意
- 家電リサイクル法の対象となる家電4品目
- パソコン
- 処理困難物
- 多量ごみ
- 事業系ごみ
- 産業廃棄物
出し方を解説します。
家電リサイクル法の対象となる家電4品目
家電リサイクル法の対象となる家電4品目は次のとおりです。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫、冷凍庫
- 洗濯機、衣類乾燥機
上記の家電4品目は、故障をして使えない場合であっても有効活用できる資源が保有されています。有用な資源を再利用し廃棄物を減量するのが家電リサイクル法の目的です。再利用するための作業に対しリサイクル料を支払います。リサイクル料は消費者が支払う手数料です。
家電4品目に該当する不要物は、次のいずれかの方法で処分をしましょう。
ココがポイント
- 買換えの場合は新しい家電を購入する販売店に回収してもらう
- 購入したお店がわかる場合は回収を依頼する
- 郵便局でリサイクル料金を支払い、自治体の指定する業者に回収もしくは持ち込みをする
販売店への依頼がおすすめです。販売店に依頼ができない場合は郵便局でリサイクル料金を振り込みましょう。
パソコン
パソコンも資源有効利用促進法により、メーカーへの回収が義務付けられています。リサイクルができる家電は、環境のためにもルールを守りましょう。パソコンは、次のいずれかの方法で出します。
ココがポイント
- 処分するパソコンのメーカーに問い合わせる
- 3R推進協会に問い合わせる
燃えないごみとして出しても回収されません。
処理困難物
自治体で処理できない主な困難物は次のとおりです。
主な困難物
- 消火器
- がれき類
- 建築資材
- ブロック
- コンクリート
- ピアノ
- 自動車部品
上記以外にも処理困難物はあります。粗大ごみの回収を予約する際に処理困難物に該当していないか確認をしましょう。処理困難物は、販売店や不用品回収業者に依頼をしてください。
多量ごみ・事業系ごみ・産業廃棄物
自治体では、引っ越しや家屋の片づけで出た大量のごみの回収は行っていません。事業右傾や産業廃棄物も同様です。
- 多量ごみと事業系ごみ:八潮市が許可をする一般廃棄物処理業者に依頼をする
- 産業廃棄物:埼玉県が許可をする専門業者に依頼をする
依頼をする場合は「事業主の皆様へ」で確認をしてください。
八潮市の粗大ごみの出し方や手順
八潮市の粗大ごみはリサイクルプラザが処分をしています。出し方や手順は次のとおりです。
- リサイクルプラザに電話予約をする(電話番号:048-997-6696)
- 予約した回収日の朝に地上屋外へ粗大ごみを出す
- 立ち合いで回収をしてもらい手数料を支払う
八潮市で粗大ごみを出す場合は立会いが必要です。立ち会える日に予約をしましょう。立ち合いなので、手数料も当日支払います。ごみ処理券などを購入し回収前に手数料を支払う自治体が多いですが、八潮市は違うので注意をしましょう。
粗大ごみの収集日は次のとおりです。
粗大ごみの収集日
- 月曜~金曜(祝日、年末年始は除く)
- 第1、3日曜日(日程が変更する場合もあるので注意)
平日に立ち会えない人は、月2回予定されている日曜日に依頼をしましょう。また粗大ごみを出す際の注意点は次のとおりです。
ココに注意
- 粗大ごみは当日の朝、ごみ集積所以外の場所へ出しておく
- 1度で回収できる粗大ごみは10点まで
- 予約時に依頼した粗大ごみ以外は回収できません(当日の追加はNG)
粗大ごみを前日から出しておくと、不法投棄や放火に利用されるかもしれません。粗大ごみは当日の朝、明るくなってから外に出しましょう。
八潮市の粗大ごみの手数料
八潮市では、粗大ごみの重さで手数料が変わります。収集を依頼する場合は「収集運搬料:600円(税別)」が必要です。下記の手数料に600円を足した金額を支払います。
手数料
- 10㎏:150円
- 20㎏:300円
- 30㎏:450円
- 40㎏:600円
- 50㎏:750円
- 60㎏:900円
- 70㎏:1,050円
- 80㎏:1,200円
- 90㎏:1,350円
- 100㎏:1,500円
10㎏の粗大ごみの回収を依頼した時の手数料は「150円+600円(収集運搬料)=750円(税別)」です。10㎏以下の場合はすべて150円の手数料がかかります。10㎏を超える場合は、10㎏未満の端数を四捨五入した重さが手数料です。
八潮市でお得に粗大ごみを出す方法
八潮市でお得に粗大ごみを出す方法は持ち込みです。粗大ごみをリサイクルプラザに持ち込めば収集運搬料がかかりません。
リサイクルプラザ
- 持ち込み場所:リサイクルプラザ 八潮市大字八條2365番地1
- 電話番号:048-997-6696(事前予約が必要)
- 持ち込み可能日:月曜~金曜日の9:00~11:30、13:00~14:30まで(祝日、年末年始、毎月3週目燃えないごみの週を除く)
粗大ごみ以外の持ち込みはできないので注意をしましょう。引っ越しや大掃除ででた多量ごみの持ち込みもできません。
また、持ち込みの時に本人確認をする場合もあります。免許証など、八潮市に住んでいることが証明できる資料を持参しましょう。
八潮市の粗大ごみの出し方や手順まとめ
八潮市は有料ごみ袋を採用していない自治体です。お得に出したい場合は、できるだけ分解をし、一般回収で集めている家庭ごみとして出しましょう。45ℓの透明な袋に入れられれば回収をしてくれます。
また、1度に出す量が1点でも10点でも収集運搬料は600円です。できるだけまとめて出す方がお得になります。1点で出す場合は、持ち込みの方が良いかもしれません。状況に合わせて判断をしましょう。